【わたしのわごむはわたさない】たった一つの宝物が世界を広げる|ヨシタケシンスケ絵本レビュー

わたしのわごむはわたさない ▶6〜8歳向け絵本

『わたしのわごむはわたさない』は、ヨシタケシンスケさんらしい発想力とユーモアが全開の絵本です。 たった一本の輪ゴムをめぐる女の子の想像は、日常から宇宙まで広がり、「自分だけの大切なもの」を持つ喜びを軽やかに描いています。 子どもはもちろん、大人も「あるある」とうなずいてしまう一冊です。

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📖 この絵本との出会い

図書館で表紙を見たとき、息子が「え、わごむの絵本?」と不思議そうに手に取ったのがきっかけでした。 読んでみると、拾った輪ゴムを宝物にする女の子の気持ちがとてもリアルで、親子で思わず笑ってしまいました。 「なんでそれがそんなに大事なの?」と聞きながらも、自分にも似たような“宝物”があったことを思い出させてくれる絵本でした。

📚 こんな場面におすすめ

  • 👧 自分の「だいじなもの」を持ち始めた子に
  • 😂 ヨシタケシンスケ作品が好きな親子に
  • 📖 想像力をふくらませる絵本を探しているとき
  • 😊 クスッと笑えて心が軽くなる読み聞かせに

📘 絵本の内容

主人公の女の子は、ゴミ箱のそばで見つけた茶色の輪ゴムを拾います。 それはおさがりでもなく、みんなで使うものでもない、「わたしだけのもの」

女の子はこの輪ゴムをとても大切にします。 お風呂に入るときも一緒、寝るときも一緒。 大人になったらおしゃれに使おうと考え、さらに想像はどんどん広がっていきます。

輪ゴムは、悪者を捕まえる武器になり、世界を救う道具になり、ついには宇宙人をやっつける存在にまで変身。 現実と妄想が自然につながり、子どもの頭の中の世界がそのまま絵本になったような構成です。

一見くだらないようで、実は「所有」「愛着」「想像力」という大切なテーマが、軽やかに描かれています。

ぱぱ
ぱぱ

「どうでもいい物が、宝物になる感覚がよくわかる。」
大人の目線では「ただの輪ゴム」ですが、子どもにとってはかけがえのない宝物。 その感覚を否定せず、むしろ肯定してくれるのがヨシタケシンスケさんらしいなと感じました。 読後に「自分にもあったな、こういうの」と懐かしい気持ちになります。

ぼく
ぼく

「わごむなのに、なんでもできてすごい!」
ぼくも、いらないものが宝物になるときある。 わごむで宇宙人たおすのがおもしろかった!

⭐ 絵本レビュー評価(5段階)

ユーモア★★★★★
想像力★★★★★
読みやすさ★★★★★
子どもウケ★★★★☆
大人の共感度★★★★★

🔍 まとめ

『わたしのわごむはわたさない』は、子どもの想像力と「自分だけの宝物」を大切にする気持ちを、笑いとともに描いた絵本です。 大げさな教訓はなく、ただ「そうそう、こういう気持ちあるよね」と共感できる心地よさがあります。

ヨシタケシンスケ作品が初めての方にも、シリーズファンにもおすすめできる、 気軽に読めて深く残る一冊です。

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📝 絵本データ

  • 作品名:わたしのわごむはわたさない
  • 作者:ヨシタケ シンスケ(作・絵)
  • ページ数:32ページ
  • 対象年齢:4歳〜小学校低学年
  • ジャンル:ユーモア絵本/想像力絵本

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