『なつみはなんにでもなれる』は、ヨシタケシンスケさんによる、子どもの自由な発想と想像力を全肯定してくれる絵本です。 「なつみはね、〇〇になれるんだよ!」という言葉から広がる世界は、大人が思わず忘れてしまった“想像する楽しさ”を思い出させてくれます。 読み聞かせでも、自分読みでも盛り上がる一冊です。
📖 この絵本との出会い
図書館でヨシタケシンスケさんのコーナーを見ていたとき、息子が真っ先に手に取ったのがこの絵本でした。 表紙のユニークなポーズを見て、「これなに?」と興味津々。 読み始めると、「え、そんなのにもなれるの?」とツッコミを入れながら、最後まで楽しそうに聞いていました。 親としては、子どもの発想を止めずに受け止める大切さを改めて感じた一冊です。
📚 こんな場面におすす
- 🎨 想像することが大好きな子に
- 😂 ヨシタケシンスケ作品が好きな親子に
- 📖 読み聞かせで会話を楽しみたいとき
- 😊 子どもの発想をそのまま受け止めたいとき
📘 絵本の内容
主人公のなつみは、ある日お母さんに言います。 「なつみはね、なんにでもなれるんだよ」。
すると、なつみの想像はどんどん広がっていきます。 ポットになったり、オムライスになったり、はたまた富士山やアサリになったり…。 大人から見れば「なんでそれ?」と思うようなものも、なつみにとっては立派な“なりたいもの”です。
お母さんは最初こそ戸惑いながらも、なつみの話を聞き続けます。 そのやりとりがとても自然で、子どもの世界と大人の世界が交差する瞬間がやさしく描かれています。
物語の最後には、「なつみはなつみのままでいい」という安心感が残り、 読者もほっと心がほどける構成になっています。

「子どもの発想を“否定しない”ことの大切さを教えてくれる。」
大人になると、つい「それはおかしい」「現実的じゃない」と言ってしまいがちですが、 この絵本を読むと、そう言いそうになる自分にハッとします。 子どもの世界をそのまま受け止めることが、こんなにも温かい時間になるんだと感じました。

「ぼくも、なんにでもなれると思う!」
茹ですぎたブロッコリーとか、アサリになるのがおもしろかった。 ぼくもいっぱいなりたいものがある!
⭐ 絵本レビュー評価(5段階)
| 想像力の楽しさ | ★★★★★ |
|---|---|
| 読みやすさ | ★★★★★ |
| 子どもウケ | ★★★★★ |
| 親の共感度 | ★★★★★ |
| 読み聞かせ向き | ★★★★★ |
🔍 まとめ
『なつみはなんにでもなれる』は、子どもの想像力をそのまま肯定してくれる絵本です。 特別な教訓を押しつけるのではなく、「そう考えていいんだよ」とそっと背中を押してくれます。
子どもには自信を、大人には気づきを与えてくれる一冊。 親子で会話を楽しみながら読みたい絵本として、強くおすすめします。
📝 絵本データ
- 作品名:なつみはなんにでもなれる
- 作者:ヨシタケ シンスケ(作・絵)
- ジャンル:発想絵本/ユーモア絵本


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