「ぎょうざがいなくなりました――」突然の町内放送から始まるユニークな物語。
『ぎょうざが いなくなり さがしています』は、ぎょうざの行方をめぐって主人公が妄想をふくらませる、親子で大笑いできるユーモア絵本です。
7歳の息子も「ぎょうざが逃げたって、面白すぎる!」と大爆笑。
この記事では、親子のリアルな感想と5段階評価、図書館で探せる絵本データをまとめて紹介します!
📖 この絵本との出会い
食べもの絵本が大好きな7歳の息子が、「え!? ぎょうざがいなくなったの!?」とタイトルに食いついたのが『ぎょうざが いなくなり さがしています』。
「この絵本、ぜったい面白い!」とその場で読み始めると、シュールな展開に親子で爆笑。
実はこの絵本、第43回講談社絵本新人賞をはじめ、第8回未来屋えほん大賞やようちえん絵本大賞、MOE絵本屋さん大賞2024 新人賞1位など、数々の賞を受賞している話題作。
ストーリーはぎょうざがいなくなったという設定から始まるナンセンスなミステリー。
次々に現れる食べ物キャラたちもユニークで、「もしかしてラーメンが犯人!?」と推理しながら、最後までワクワクが止まりませんでした。
📖 絵本の内容
『ぎょうざが いなくなり さがしています』は、ある日突然、町内放送で「ぎょうざがいなくなった」と告げられたことから始まる、ユーモラスな絵本です。
主人公のとしおくんは、ぎょうざがどこへ行ったのかを想像し、さまざまな妄想を繰り広げます。
ぎょうざが歩いて逃げ出したのか、餃子の町へ向かったのか、はたまた水餃子と喧嘩したのか…。
読者も一緒になって、ぎょうざの行方を探す楽しい物語です。
👨 40歳パパの感想

タイトルのインパクトに惹かれて手に取りましたが、期待以上の面白さでした。
としおくんの妄想がユニークで、読み進めるうちに引き込まれていきます。
ぎょうざもかわいいし、絵本全体の絵がとても可愛いです。絵も可愛く字も多くないので読みやすいく子どもと一緒に笑いながら読める、素敵な一冊です。
👦 7歳ぼくの感想

ぎょうざが逃げたって、どういうこと!?
としおくんの想像が面白くて、笑っちゃった!逃げたぎょうざを見た人たちの目がまん丸でびっくりしてる!ぎょうざを食べづらくなったよ!
絵本を読んだ後、息子は自分なりのぎょうざの行き先を考え始め、親子で楽しい時間を過ごせました。もともと餃子を食べないのに餃子の気持ちを考えたら食べづらくなったとか言い訳してました。
⭐ 絵本レビュー評価(5段階)
評価項目 | ★ |
---|---|
子どもの食いつき | ★★★★★ |
読みやすさ(テンポ・文量) | ★★★★★ |
イラストの面白さ・細かさ | ★★★★★ |
読み聞かせのしやすさ | ★★★★★ |
親の共感・満足度 | ★★★★★ |
📚 こんな場面におすすめ
- 🥟 食べものが主役の楽しい絵本を探しているときに
- 🕵️ ナンセンスやミステリーっぽい展開が好きな子に
- 😂 親子で声を出して笑いたい夜に
- 📚 ちょっと変わった一冊を読みたいときに
🔍 まとめ
『ぎょうざが いなくなり さがしています』は、ユーモアと想像力にあふれた絵本で、親子で楽しめる作品です。
読後には、ぎょうざがどこへ行ったのか、自分たちで考える楽しさも味わえ息子は「これ、また読みたい!」と即リピート。食べ物への興味や感謝の気持ちを育むきっかけにもなります。
ユーモアとミステリーが融合した、親子で笑える最高の一冊です。
絵本『ぎょうざが いなくなり さがしています』は、デビュー作ながら高く評価され、以下の賞を受賞しています:
- 🏅 第43回 講談社絵本新人賞
- 🏆 第8回 未来屋えほん大賞【大賞】
- 👶 第15回 ようちえん絵本大賞
- 📚 MOE絵本屋さん大賞2024 新人賞【第1位】
このように多数の権威あるアワードで評価された、親子で楽しめるナンセンス・ミステリーの傑作です✨
📝 絵本データ
- 書名:ぎょうざが いなくなり さがしています
- 作:玉田 美知子
- 出版社:講談社
- 発行年:2023年8月31日
- ISBN:978-4-06-532042-6
- 対象年齢:6〜8歳向け絵本
図書館で探すときは「タイトル」または「ISBN」で検索!
作者:玉田 美知子 出版社:講談社 書名:ぎょうざが いなくなり さがしていま
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