「逃げちゃダメ」って、本当にそう?
ヨシタケシンスケさんの『にげてさがして』は、ひどいことをされたとき、自分を守るために“逃げる勇気”を教えてくれる一冊。
逃げることは負けじゃない。新しい居場所を探すための大切な一歩。 親子で考えたい、今だからこそ読みたい絵本です。
📖 この絵本との出会い
ヨシタケシンスケさんの作品はこれまでも何冊か読んできましたが、このタイトルを見たとき、少しドキッとしました。
「にげてさがして」。どこか切実な響き。
図書館で手に取ったのは、いまの時代だからこそ、この言葉が必要だと感じたからかもしれません。
息子と一緒に読みながら、何度もうなずいてしまいました。
📚 こんな場面におすすめ
- 🌱 学校や友だち関係で悩み始めたとき
- 🧠 「がまんしなさい」と言われがちな子に
- 👪 親子で“逃げること”について話したいとき
- 📖 大人自身が背中を押してもらいたいとき
📘 絵本の内容
世の中には、ひどい人もいれば、やさしい人もいる。
でも、すべての人が想像力を持っているわけではない。
想像力が足りない人に傷つけられたとき、どうすればいいのか。
この絵本ははっきり言います。
「にげていい。」
逃げることは弱さではない。自分を守る行動。
そして、逃げた先で、自分を守ってくれる人を“さがす”。
足を使って、場所を変えて、新しい可能性に出会う。
シンプルな言葉とイラストで、大切なメッセージを伝えてくれます。
パパ子どもの頃、「逃げるな」と言われて育ちました。
でも、大人になった今思うのは、
逃げるべき場所は確実にあるということ。
無理に耐え続けるよりも、
環境を変えるほうが前向きなこともある。
この絵本は、子どもだけでなく大人の心も救ってくれます。
「逃げること=悪」ではないと、
やさしく教えてくれる一冊です。



にげてもいいんだ、って思った。
「逃げるが勝ち」ってあるしね。
ちょっと安心した。
⭐ 絵本レビュー評価
| 評価項目 | 評価 |
|---|---|
| メッセージ性 | ★★★★★ |
| 読みやすさ | ★★★★★ |
| 共感度 | ★★★★★ |
| 親子で話し合える度 | ★★★★★ |
| 大人向け度 | ★★★★☆ |
🔍 まとめ
『にげてさがして』は、逃げる勇気と、新しい居場所を探す力を教えてくれる絵本。
「逃げちゃダメ」という言葉に縛られがちな社会の中で、自分を守る方法をそっと示してくれます。
子どもにも、大人にも、今こそ読んでほしい一冊です。
📝 絵本データ
- 作品名:にげてさがして
- 作者:ヨシタケシンスケ
- 対象年齢:小学生〜大人
- ジャンル:メッセージ絵本/自己肯定感
