【ふまんがあります】7歳が納得?おすすめ絵本レビュー

ふまんがあります ▶6〜8歳向け絵本

「どうして子どもだけ早く寝なくちゃいけないの?」──そんな子どもの素朴な疑問に、大人はどう答えますか?

『ふまんがあります』は、親子の間に生まれる“あるある”な不満や疑問を、ユーモアたっぷりに描いた大人気の絵本です。

7歳の息子と読みながら、「こんなこと思ったことある!」と共感しながら笑い合いました。
この記事では、親子のリアルな感想5段階評価図書館で探しやすい絵本データをまとめて紹介します!


📖 この絵本との出会い

ある日、7歳の息子が「なんで大人は怒ってばっかりなの?なんで大人は良くてぼくはだめなの?」とぼやいたことがきっかけで出会ったのが、この絵本『ふまんがあります』でした。

図書館で目にとまったタイトルに息子が「これ、まさにぼくの気持ち!」と反応し、すぐに読み始めました。


📖 絵本の内容

『ふまんがあります』は、子どもが日常で感じる大人への素朴な不満を、ユーモアたっぷりに描いた絵本です。
主人公の女の子は、「どうして大人は夜遅くまで起きているのに、子どもだけ早く寝なくちゃいけないの?」など、次々とお父さんに不満をぶつけます。

お父さんは、サンタさんの調査員が来るから、謎の生き物「おふろあらし」が来るから、などとユニークな理由で答えていきます。

子どもと大人の視点の違いを笑いながら楽しめる一冊です。


👨 40歳パパの感想

ぱぱ
ぱぱ

子どもの頃に感じていた「大人ってずるいよな」という気持ちを思い出しながら読んでました。

お父さんのユーモアあふれる切り返しに、読んでいて思わず笑ってしまい、こんな返しができるパパになりたいなと思いました。
親子の会話の大切さを改めて感じることができる絵本です。

パパと子どもの話なのでパパと読むとより共感できます。

いろいろ言い訳して逃げてるなーと改めて反省の後にパパの不満もぶつけてみました。


👦 7歳ぼくの感想

ぼく
ぼく

おふろあらしって本当にいるの?サンタさんの調査員ってどこにいるの?

ぱぱの言い訳が嘘くさくて信じられないー。まあ面白いから許してあげる!

ともだちにもこの本教えてあげて友達のぱぱがなんて言うか聞いてみるんだ。

絵本を読んだ後、いろいろな質問をしてきました。子どもの想像力を刺激する楽しい絵本でした。


⭐ 絵本レビュー評価(5段階)

評価項目
子どもの食いつき★★★★★
読みやすさ(テンポ・文量)★★★★☆
絵の迫力・情報量★★★★☆
読み聞かせのしやすさ★★★★☆
親の満足度(学び・対話)★★★★★

📚 こんな場面におすすめ

  • 👦 子どもが「なんでダメなの?」と疑問を抱いたときに
  • 👨‍👧 親子でちょっと気まずくなったときに
  • 📖 会話を楽しめる絵本を探している方に
  • 😄 笑って心がほぐれる時間をつくりたいときに

🔍 まとめ

『ふまんがあります』は、子どもが感じる大人への不満をユーモアたっぷりに描いた絵本です。

親子の“すれちがい”がユーモラスに描かれていて、息子も大笑い。
親子で笑いながら読み進めることで、お互いの気持ちを理解し合うきっかけになります。

子どもの素直な疑問にどう答えるか、親として考えさせられる一冊です。でも読み終わったあとには「パパにも言い分あるよね」とぽつり。

読み終えた後は良い関係になってますのでパパの不満も伝えてみても良いと思います。

笑いながらも心が近づく、親子の対話のきっかけになる1冊です。


📝 絵本データ

  • 書名:ふまんがあります
  • 作・絵:ヨシタケ シンスケ
  • 出版社:PHP研究所
  • 発行年:2015年9月
  • ISBN:978-4-569-78502-8
  • 対象年齢:6〜8歳向け絵本

図書館で探すときは「タイトル」または「ISBN」で検索!

図書館での検索時

作者:ヨシタケ シンスケ 出版社:PHP研究所 書名:ふまんがあります

コメント