「毎日の給食ってどうやって作られてるの?」
『給食室のいちにち』は、小学校の給食室で働く人たちの一日をリアルに描いた、食育にもぴったりの絵本です。
7歳の息子も「給食作るの大変なんだね!」「こんなにたくさん作るの?」「作る前と作った後にもいろいろやらなきゃいけないことあるんだね!」と驚きながら読んでいました。
この記事では、親子のリアルな感想と5段階評価、図書館でも探しやすい絵本データをまとめて紹介します!
📖 この絵本との出会い
学校の給食に興味津々な7歳の息子が、「給食って、だれが作ってるの?」と聞いてきたある日。
学校の図書室で見つけた『給食室のいちにち』を読んでみることにしました。
表紙を見た瞬間から「わあ、おいしそう!」と食いつき気味にページをめくり始めました。
読みながら「こんなに早くから準備してるの!?」「ぼくの好きなカレーもこうやって作ってるんだ」と、息子の目がどんどん真剣に。
給食室で働く人たちへの感謝の気持ちが自然に育つ、学びがたっぷりの絵本です。
📖 絵本の内容
『給食室のいちにち』は、小学校の給食室で働く栄養士の山川さんと7人の調理員さんたちが、450人分の給食を準備する一日を描いた絵本です。
カレーライス、サラダ、ゼリーのメニューが、どのようにして子どもたちのもとに届けられるのか、時間の流れに沿って詳しく紹介されています。
身支度、食材の検収、調理、片づけ、献立づくりなど、給食室の仕事の全体像がわかりやすく描かれており、子どもたちにとって食育の一環としても最適な一冊です。
👨 40歳パパの感想

給食がどのように作られているのか、普段はなかなか知ることができない裏側を知ることができて、とても興味深かったです。衛生面は特に厳しくとても大切で責任ある仕事だと改めて実感。
子どもと一緒に読みながら、食べ物の大切さや感謝の気持ちについて話す良いきっかけになりました。
毎日こんなに大量の給食を作ってるのかと思うと親からもとても感謝です。
👦 7歳ぼくの感想

給食室って、こんなにたくさんの仕事があるんだ!
カレーライスができるまで、すごく大変なんだね!すごく美味しそうな献立がたくさんあった。僕の学校だと何人分作るんだろう?
作る前の検査や給食ができた後の校長先生の試食、作った後の保存とかやることいっぱい!
ぼくこの絵本すごく大好きでかなりオススメの1冊だよ。学校で借りて、図書館でかりて、貸出中で借りれなくなったから買ってもらった!
よほどお気に入りの絵本らしく読み聞かせはもちろん一人で何度も繰り返し読んでます。
⭐ 絵本レビュー評価(5段階)
評価項目 | ★ |
---|---|
子どもの食いつき | ★★★★★ |
読みやすさ(テンポ・文量) | ★★★★☆ |
イラストの面白さ・細かさ | ★★★★★ |
読み聞かせのしやすさ | ★★★★☆ |
親の共感・満足度 | ★★★★★ |
📚 こんな場面におすすめ
- 🍽 実際に給食を食べ始めたとき、裏側にも興味を持ち始めたときに
- 👨🍳「誰がつくってるの?」という素朴な疑問に答えたいときに
- 🏫 入学・入園前の準備読みに
- 🙏 食べものや人への感謝を伝えたいときに
🔍 まとめ
『給食室のいちにち』は、給食ができるまでの過程をリアルに描いた絵本で、食育や職業理解にも役立ちます。
親子で読みながら、食べ物や作ってくれる人たちへの感謝の気持ちを育むことができる一冊です。小学校入りたてのお子さんにはとても特に人気の絵本です。
📝 絵本データ
- 書名:給食室のいちにち
- 文:大塚菜生
- 絵:イシヤマアズサ
- 出版社:少年写真新聞社
- 発行年:2022年7月22日
- ISBN:978-4-87981-760-0
- 対象年齢:6〜8歳向け絵本
図書館で探すときは「タイトル」または「ISBN」で検索!
作者:大塚菜生 出版社:少年写真新聞社 書名:給食室のいちにち
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