【こなものがっこう】7歳も気になる!食べものおすすめ絵本レビュー

こなものがっこう ▶6〜8歳向け絵本

「こなものがっこう」って知ってる?
小麦粉たちが“立派な粉物”を目指して通う、ユニークな学びの世界を描いた絵本です。

『こなものがっこう』は、うどんになりたい小麦、たこ焼きを目指す仲間、ドーナツを夢見る粉たち…

それぞれが夢を抱く姿を通じて、なりたい自分”を想像する楽しさと、素材への親しみを伝えてくれる心温まる作品です。この記事では、親子の感想や評価、図書館で探しやすいデータもご紹介します!


📖 この絵本との出会い

うどん、たこやき、ドーナツ…粉もの大好きな7歳の息子が図書館で選んだのがこの『こなものがっこう』。

「粉が学校行くの!?」「パンになりたいとか言ってるし!」と、表紙のキャラクターに目をキラキラさせて即決。

読み始めると、粉たちが将来の夢を語り、失敗しても励ましあう姿にほっこり。
息子も「たこやきになりたいの笑った!でもがんばってるの応援したくなるね」と共感してました。


📖 絵本の内容

作・絵:塚本やすしさん(フレーベル館 2017年刊)の本作は、粉たちの学校でどんな“粉もの”になるために学ぶのかをユーモアと親しみあるイラストで紹介しています。

「うどんになりたい」「たこ焼きに」「ドーナツに…」といった仲間たちが、自分の将来を真剣に語り合う様子にクスッと笑ってしまいます。

加えて、本作は餃子やたこ焼き、ドーナツなど世界中の“粉もの”が登場し、食べ物への興味を自然に引き出すところも魅力です。


👨40歳パパの感想

ぱぱ
ぱぱ

子どもと一緒に「この粉は何になりたいかな?」と話しながら読める点がとても良いです。

小麦粉が自分の「なりたい姿」をイメージするという構図が、子どもたちにも分かりやすく響くようで、食への関心や想像力を育むきっかけになります。

将来の夢についても少し考えてました。


👦 7歳ぼくの感想

ぼく
ぼく

うどんになる粉って、どうやってなるの?ドーナツはおいしいんだよね!

みんな色々な食べ物になりたいって言ってて、「頑張れー!」って思いながら聞いてた。

たこ焼き、お好み焼き、うどんにドーナツ、粉ものってどれも美味しいねん。

息子は読みながら「学校(粋に)行きたいな〜」と楽しんでいました。また、絵を見ながら「この粉もの、食べたことある!」と大興奮していました。


⭐ 絵本レビュー評価(5段階)

評価項目
子どもの食いつき★★★★★
読みやすさ(文量・リズム)★★★★☆
イラストの親しみやすさ★★★★★
食育的学び★★★★★
親子での会話促進★★★★☆

📚 こんな場面におすすめ

  • 🍩 粉ものが大好きな子に
  • 🎓 夢や目標をテーマにした絵本を読みたいときに
  • 🥣 クッキングや食育と絡めて読み聞かせしたいときに
  • 👪 親子で応援したくなる物語を探しているときに

🔍 まとめ

『こなものがっこう』は、“夢見る粉たち”を通じて、子どもに“なりたい自分”を想像させる楽しい世界を提供してくれます。

うどんやたこやき、ドーナツになりたい“こなもの”たちが、自分の夢を語り合いながら努力していく、かわいくてちょっぴり感動する絵本です。

キャラクターたちの個性豊かなセリフにクスッと笑えつつ、夢に向かってがんばる姿にほっこり。子どもも「ぼくならパンがいいな」と想像を膨らませて楽しんでいました。親子で「これ美味しいよね」「どうやってなるの?」と話が弾む絵本で、学校や図書館での読み聞かせにもぴったり。

読み終わったあと、「夢っていいね」と自然に会話が広がるのも魅力。食べもの絵本としても、自己肯定感を育む成長絵本としてもおすすめの一冊です。


📝 絵本データ

  • 書名:こなものがっこう
  • 作・絵:塚本 やすし
  • 出版社:フレーベル館
  • 発行年:2017年10月16日
  • ISBN:978-4-577-04539-8
  • 対象年齢:4歳〜6歳

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作者:塚本 やすし 出版社:フレーベル館 書名:こなものがっこう

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