【たった2℃で…】2025課題図書!小学低学年の絵本レビュー

たった2℃で ▶6〜8歳向け絵本

気温が「たった2℃」上がるだけで、世界はどう変わるのか?

『たった2℃で』は、地球温暖化の影響を動物たちの視点から描いた作品です。

2025年小学校中学年向け課題図書にも選ばれ、自然と命のつながりを親子で考えるきっかけになる1冊です。


📖 この絵本との出会い

課題図書を読みたいという息子が最初に読んだのが『たった2℃で・・・』でした。本屋で課題図書を探していたとき、表紙のホッキョクグマの親子の絵に息子がひと目で惹かれました。

「これ気になる!2℃で…何が起きるの?」家に帰って読んでいくうちに、ただのかわいい動物絵本ではないことがわかり、強く印象に残りました。


📚 こんな場面におすすめ

  • 🌎 地球温暖化・環境問題に興味を持ち始めたときに
  • 📝 読書感想文・課題図書に取り組む小学生に
  • 👪 親子で自然と命について話したいときに
  • 📘 海外の絵本を読んでみたいときに

📘 絵本の内容

地球の平均気温が「たった2℃」上がると、北極の氷がとけ、ホッキョクグマがすめなくなってしまう。
氷の下にすむアザラシもいなくなり、食物連鎖がくずれていく…

絵本では、ホッキョクグマの親子や海の生きものたちの視点で、温暖化がもたらす変化と不安が語られます。

美しくもどこか切ない絵とともに、「今、私たちにできることは何か?」という問いかけが心に残ります。


👨 パパの感想

ぱぱ
ぱぱ

読みながら胸がぎゅっとなる場面がいくつもありました。
「たった2℃」という数字の変化がどれほど大きな影響を及ぼすのか、子どもだけでなく大人の私にも大切な学びでした。
地球温暖化で難しい内容ですが、絵本じたいはすっと入る内容で、読み聞かせにもおすすめです。


👦 ぼくの感想

ぼく
ぼく

たった2℃って思ってたけど、人間の体温も2℃上がると大変だと言うことに改めて気がついたよ。ホッキョクグマ、シャチ、ウミガメ、2℃上がるとこんな事になるのかーと。こまってて、かわいそうだった…。
氷がなくなるって、動物たちにとってはすごくたいへんなことなんだなって思ったよ。地球の気温、海水の温度が2℃上がることによる影響が凄く勉強になった。
ぼくも、エアコンのつけっぱなしとか気をつけたいと思った。


⭐ 絵本レビュー評価(5段階)

絵の魅力★★★★★
伝わりやすさ★★★★☆
メッセージ性★★★★★
子どもウケ★★★☆☆
親の読み応え★★★★★

🔍 まとめ

『たった2℃で』は、気候変動という難しいテーマを、やさしく・心に響くかたちで伝えてくれる絵本です。

2025年の課題図書にもなっており、夏休みの読書感想文や環境学習にぴったり。本に記載ないことでも2℃上がることによる問題はたくさんあります。自由研究としても良いと思います。

親子で「未来の地球」を考える、はじめの一歩に最適な一冊です。


📝 絵本データ

  • タイトル:たった2℃で
  • 文:キム・ファン
  • 絵:チョン・ジンギョン
  • 訳:かみやにじ
  • 出版社:童心社
  • 出版年:2024年
  • ISBN:978-4-494-01256-5
  • ジャンル:環境・SDGs・2025課題図書(小学校中学年)
図書館での検索時

文:キム・ファン 出版社:童心社 書名:たった2℃で

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