ことばとリズムがクセになる!『ぽんちんぱん』絵本レビュー。
親子でハマったリズムと音が楽しいおすすめ絵本です。
絵本を選ぶとき、ストーリーだけじゃなく「声に出して楽しいかどうか」って、実はとても大事ですよね。
今回はそんなことばのリズムがクセになる絵本、『ぽんちんぱん』をご紹介!
📚この絵本との出会い
ある日、図書館で息子と一緒に絵本を探していたとき、「ぽんちんぱん」という不思議なタイトルが目にとまりました。
表紙のイラストもインパクトがあり、息子が「これ読みたい!パンの絵本!」と即決。
正直、私は初めて見る絵本だったのでどんな内容か想像もつきませんでしたが、親子でページをめくると想像以上の世界が広がっていました。
📖 絵本の内容
『ぽんちんぱん』は、柚木沙弥郎さんによる言葉あそび系の絵本。登場するのは丸パン、角パン、食パンなど。
パンに切り込みが入るたびに「ぱっかーん!」と響く音が心地よく、読み手も思わず笑顔になります。
ストーリーはとてもシンプル。でもその分、音やテンポで遊ぶことができる1冊です。
👨 パパの感想(40歳)

正直、赤ちゃん向けかと思って読み始めたんですが、完全にハマりました。
繰り返しと擬音だけなのに、子どもが爆笑。
そして気づけば自分も「ぽんちんぱん」と口ずさんでしまっていました。関係ないですが「チャーシューメン♪」や「タンタンメン♫」の様なリズムで読むと楽しいです。
ことばの力、絵本のリズムって本当にすごいなと再確認。
親にとっても癒される1冊です。
👦 ぼくの感想(7歳)

ぽんちんぱんや最後のぱっかーん!ってなんかずっと言いたくなる!
何を言うにもぽんちんぱんのリズムで話しちゃう!
赤ちゃん向けだけど、ぼくでも楽しめた。なんかいろいろくせになる絵本だよ!
⭐ 絵本レビュー評価(5段階)
評価項目 | ★(5点満点) |
---|---|
子どもの食いつき度 | ★★★★★ |
読み聞かせのしやすさ | ★★★★★ |
繰り返し読みたくなる度 | ★★★★☆ |
パパの楽しさ・発見度 | ★★★★☆ |
ことばの面白さ | ★★★★★ |
📚 こんな場面におすすめ
この絵本は、リズム感のある言葉とシンプルな展開が魅力なので、以下のようなシーンにぴったりです。
- 🌙 寝る前の読み聞かせに:テンポのよい繰り返しが心地よく、読み終えた後の余韻で自然と眠りに入れます。
- 🎲 遊びの延長として:親子で声に出して読むと、言葉遊びのように楽しめます。子どもが真似して遊ぶことも。
- 🗣️ 言葉に興味を持ち始めたとき:音の響きや言葉の面白さに触れるきっかけになります。初めての絵本にもおすすめ。
🔍 まとめ|絵本の力を感じる「リズム絵本」の名作
『ぽんちんぱん』は、赤ちゃんだけでなく小学生でも楽しめる絵本。
読み聞かせにも、ことばあそびにも、親子のふれあいにぴったりな1冊です。
夜の読み聞かせタイムにぜひ取り入れてみてください!
📝 絵本データ
- 書名:ぽんちんぱん
- 作者:柚木 沙弥郎
- 出版社:福音館書店
- 発行年:2003年
- ISBN:978-4-8340-8092-6
- 分類:913.6(日本の児童文学)
図書館で探すときはタイトルか作者か出版社で検索!
作者:柚木 沙弥郎(ゆのき さみろう) 出版社:福音館書店 書名:ぽんちんぱん
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