【水不足のサバイバル】アニメ化も!SDGs・環境を楽しく学べる科学まんがレビュー

水不足のサバイバル ▶6〜8歳向け絵本

絵本・漫画『水不足のサバイバル』は、地球規模で進む「水の危機」をテーマにした科学まんがサバイバルシリーズの一冊です。
子どもたちに人気のシリーズの中でも、環境問題を楽しく・リアルに学べる名作として評価が高い作品。
水の大切さを理解し、身近な行動を変えるきっかけをくれる“学べる冒険漫画”です。


📖 この絵本との出会い

息子がテレビアニメでみて「本でも読みたい!」と選んだのがきっかけでした。
表紙の「干上がった大地」と「冒険する子どもたち」の絵が印象的で、サバイバルしながら地球の環境を学べることに親子で興味を持ちました。
読むうちに、「水が出るのが当たり前じゃない」という現実を、子どもなりに考え始めたようです。

📚 こんな場面におすすめ

  • 💧 環境問題やSDGsに関心を持たせたいとき
  • 👨‍👩‍👦 親子で「水の使い方」を考えるきっかけに
  • 📖 理科・社会の学習にも役立つ知識絵本を探しているとき
  • ✍️ 読書感想文や自由研究の題材に

📘 絵本の内容

舞台は未来の地球。気候変動によって水資源が枯渇し、人々が深刻な水不足に直面しています。
主人公たちは冒険の途中で干上がった湖・壊れたダム・汚染された川などを目にしながら、
どうやって生き残るか、どうすれば水を守れるかを考えていきます。

途中で出てくるろ過装置の作り方海水の淡水化のしくみなど、科学的な解説も満載。
まんがとしてもおもしろく、知識としてもしっかり学べる内容になっています

ぱぱ
ぱぱ

読んでいて驚いたのは、現実の地球でも“水の危機”がすでに始まっているということ。
「蛇口をひねれば出る水」が、当たり前ではない時代が来るかもしれない。
子どもと一緒に読むことで、「水を大切に使う」という意識がぐっと高まりました。
シリーズの中でも、親子で話し合いたくなるテーマ性が強い一冊です。

ぼく
ぼく

サバイバルの話がすっごくおもしろかった!
でも、水がなくなっていくのはちょっとこわいと思った。
ぼくも水をむだにしないようにしようって思った!


⭐ 絵本レビュー評価(5段階)

評価項目評価コメント
内容のわかりやすさ★★★★★難しい環境テーマを冒険で楽しく理解できる
イラスト・デザイン★★★★★迫力のある絵とリアルな描写が印象的
子どもの共感度★★★★☆冒険要素が強く最後まで飽きずに読める
学び・教養の深さ★★★★★水資源・気候変動・SDGsなどを自然に理解
親子で楽しめる度★★★★★親子で「地球の未来」について話せる内容

🔍 まとめ

『水不足のサバイバル』は、地球環境と人間の生き方を考える科学まんがです。            地球規模の水不足をテーマに、脱水症状や水の大切さ、飲み水の確保方法、地下水の探し方など科学的要素がわかりやすく描かれています。
読んで終わりではなく、「自分にできることは何か?」を子どもが自分の言葉で考えられる内容になっています。
親子で読むと、水・環境・未来について深く話し合えるきっかけになるでしょう。
読書感想文にもぴったりな、学びと冒険が融合した一冊です。

📝 絵本データ

  • 書名:水不足のサバイバル
  • シリーズ:かがくるBOOK/科学漫画サバイバルシリーズ
  • 著者:ゴムドリco.(文)/韓賢東(絵)
  • 出版社:朝日新聞出版
  • 発行年:2023年
  • ジャンル:科学・環境・冒険まんが

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