『巨大地震のサバイバル』は、地震・津波・液状化・火災など複数の災害をリアルに描いた、科学漫画サバイバルシリーズです。
主人公のダイヤ、マーレ、キュリが防災パークで地震に遭い、崩れた橋に取り残されるという緊迫のストーリー。
物語の中で、彼らは防災知識と冷静な判断で次々と災害を乗り越えていきます。
専門家監修の最新情報も盛り込まれ、親子で学べる“読む防災教育”として大注目の一冊です。
📖 この絵本との出会い
テレビで「サバイバルシリーズがアニメ化」と知った息子が「これ読みたい!」と興味を持ったのがきっかけでした。
地震や津波のリアルな描写に夢中になり、読み終えたあとには「避難リュック作ろう!」と話すほど。
親としても、楽しく読めるのにしっかり防災意識が育つ内容に感動しました。
📚 こんな場面におすすめ
- 🏫 学校や家庭の防災学習に取り入れたいとき
- 👨👩👦 親子で「もしも地震が起きたら?」を話したいとき
- 📘 理科・社会の学習や自由研究に使える本を探しているとき
- ✍️ 読書感想文・総合学習の題材にも最適
📘 絵本の内容
物語は、防災パークで地震に遭遇したダイヤ、マーレ、キュリが、
崩れた橋に取り残され、救助を待ちながら災害に立ち向かうストーリー。
地震だけでなく、津波、液状化、地割れ、土砂災害、火災など、現実に起こりうる災害が次々と登場します。
それぞれの危機を、地震学専門家監修の防災知識と冷静な判断で切り抜けていく展開が秀逸。
作中には、地震の発生メカニズム、避難の心得、災害時の判断ポイントなどのコラムが多数収録されています。
単なるまんがではなく、「科学×防災」を融合した教育まんがとしての完成度が非常に高いです。

読む前は「子ども向けのまんが」と思っていましたが、防災教育として本格的。
専門家監修で内容に信頼性があり、最新の地震学知識や避難の考え方までしっかり盛り込まれています。
「どうやって助かるか」だけでなく、「助け合う心」を学べる点も素晴らしい。
防災リュックを一緒に見直すきっかけになりました。

ダイヤたちががんばってるのがかっこよかった!
橋がこわれたり、地面がわかれたりしてドキドキしたけど、
ぼくも地震のときどうするか考えた。
「水とライトは大事!」っておぼえたよ。
⭐ 絵本レビュー評価(5段階)
| 評価項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 内容のわかりやすさ | ★★★★★ | 科学解説とストーリーのバランスが絶妙 |
| イラスト・デザイン | ★★★★★ | リアルな地震描写とキャラクターの表情が生き生き |
| 子どもの共感度 | ★★★★★ | 自分と同年代の登場人物が活躍し共感しやすい |
| 学び・教養の深さ | ★★★★★ | 地震学・防災・判断力を一度に学べる |
| 親子で楽しめる度 | ★★★★★ | 親子で命を守る行動を考えられる作品 |
🔍 まとめ
『巨大地震のサバイバル』は、読むだけで防災力がアップする科学まんがです。
物語のスリルと学びの両方を楽しめる構成で、学校・家庭どちらでも活用できる内容。
地震の仕組みや避難の心得を自然に身につけながら、「自分と家族を守る行動」を考えられるのが魅力です。
防災意識を高めたい家庭に、ぜひ一度読んでほしい一冊です。
📝 絵本データ
- 書名:巨大地震のサバイバル
- シリーズ:かがくるBOOK/科学漫画サバイバルシリーズ
- 著者:ゴムドリco.(文)/韓賢東(絵)
- 監修:地震学専門家による最新防災監修
- 出版社:朝日新聞出版
- 発行年:2024年
- ジャンル:防災・自然科学・教育まんが



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