絵本は何冊あればいい?増えすぎ問題と「買う・借りる・届く」の使い分け

絵本は何冊あればいい?増えすぎ問題と「買う・借りる・届く」の使い分け

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「絵本って、家に何冊あればいいんだろう?」——買っても買っても足りない気がする一方で、本棚はどんどん埋まっていく。多くの家庭がこのジレンマにいます。

わが家は息子が1歳のころから読み聞かせを続け、図書館で毎月20冊ほど借り、絵本の定期便も2年使ってきました。その経験から出た答えは、「手元に置く本は少なく、入れ替わる本は多く」です。

この記事では、絵本が増えすぎる原因と、「買う・借りる・届く」の3つをどう使い分けるかを解説します。

読者ママ

絵本が増えすぎて収納がパンクしてるんです。でも「読み聞かせは冊数が大事」って聞くし、減らすのも不安で……

パパ

「冊数が大事」は半分正解で、大事なのは”読む冊数”であって”持つ冊数”ではないんです。ここを分けて考えると、一気に楽になりますよ。

目次

絵本が増えすぎる家庭に共通する3つのこと

本棚があふれる家庭には、たいてい共通点があります。

  • 読みたい本を全部買っている……「読ませたい」気持ちが強いほど、買う量が増えます
  • もらった本を手放せない……贈り物は捨てにくい。しかも実際よく読まれるので、残す価値はあります
  • 「借りる」を使っていない……図書館を使えば、読む冊数を増やしながら持つ冊数を減らせます

増えすぎの正体は、「読む」と「持つ」を同じ手段(=買う)で済ませていることです。この2つを別の手段に分ければ、冊数の悩みはほぼ消えます。

わが家の実数|図書館20冊・定期便24冊

参考までに、わが家の数字を出します。

  • 図書館……毎月20冊ほど借りる。全部は読まない。読んだのは返し、気に入ったのは延長
  • 絵本の定期便……月1冊が2年で24冊。増えすぎて困ることは一度もありませんでした
  • 買った本……繰り返し読みたがった本、贈り物としてもらった本が中心

ポイントは、「読む量」のほとんどを図書館が担っていることです。月20冊借りていれば、読書量としては十分すぎます。買う本は「残す本」だけでいい。

図書館で月20冊読んでいれば、家に置く絵本は「繰り返し読む本」だけで足ります。冊数の不安は、借りる量で解消してください。

「買う本」の基準は「繰り返し読みたがる本」

では、何を買うか。おすすめの基準はひとつです。図書館で借りて、返す前に何度も読みたがった本

1回読んで終わった本は、買っても本棚の飾りになります。逆に、返却日が来ても「まだ読みたい」と言う本は、家にあれば何十回も読まれます。買う前に図書館で「試す」——この一段階を挟むだけで、失敗買いがなくなります。

もう一つ、これは意外だったのですが、もらった絵本は自分で買った絵本よりよく読まれます。息子は誕生日に絵本をいただくことがありましたが、「◯◯さんがくれた本」という記憶がつくと、その本を特別扱いして手に取る回数が増えました。贈り物の本は手放さず残す価値があります。

図書館だけで足りる? 足りるが、弱点もある

「じゃあ全部図書館でいいのでは?」と思うかもしれません。読書量という意味では、図書館だけで十分に足ります

ただし、弱点が2つあります。

  • 「自分の本」がない……子どもにとって、いつでも手に取れる本が家にあることは安心感になります。真夜中に「あの本読みたい」と言われても、図書館は開いていません
  • 選ぶのは結局、親か子……図書館で選ぶ本は、親の好みか子どもの好みに偏ります。「自分では絶対に選ばない本」との出会いが起きにくいのです

2つ目は、読み聞かせを長く続けるほど効いてきます。同じ作家、同じジャンルに固まっていく。世界を広げる本は、親が選ばない仕組みからしか来ません

「届く本」という第3の選択肢

その弱点を埋めてくれたのが、絵本の定期便でした。わが家はワールドライブラリーパーソナルを2年使い、月1冊、計24冊が届きました。

月1冊が「ちょうどよかった」

定期便でいちばん心配されるのが「増えすぎないか」ですが、月1冊なら2年で24冊。本棚を圧迫する量ではありません。3冊届くサービスなら積読になっていたかもしれませんが、月1冊は生活に無理なく収まりました。

親が選ばないから、想像を超える本が来る

届くのは世界各国の翻訳絵本です。中国の大みそかを描いた絵本など、書店で自分で選んでいたら絶対に手に取らなかった本が届きます。図書館の弱点だった「出会いの偏り」を、ここで埋められました。

「届く日」が月に一度の行事になる

毎月決まった時期に届くので、「絵本きたよ」と伝えると「今日読もっかなー」と反応するようになりました。大喜びではありませんが、それが日常として定着したことのほうが価値がありました。

パパ

「増えすぎない量で、自分では選ばない本が、決まったリズムで届く」。定期便の価値はこの3点に尽きます。詳しい実体験は別記事にまとめています。

「買う・借りる・届く」の使い分けまとめ

手段役割冊数の考え方
借りる(図書館)数を読む・試す多いほどいい。読まなくても返せる
買う(書店)「自分の本」を持つ少なくていい。繰り返し読む本だけ
届く(定期便)親が選ばない本と出会う月1冊で十分。増えすぎない

この3つを組み合わせると、読む冊数は多く、持つ冊数は少なく、出会いの幅は広くなります。「何冊あればいい?」への答えは「持つ冊数を減らして、動く冊数を増やす」です。

年齢別|絵本の冊数の目安

0〜2歳:丈夫な本を少数、繰り返し

この時期は同じ本を何十回も読みます。ボードブックなど丈夫な本を10冊前後、手の届く場所に置いておくだけで十分です。冊数より「いつでも触れる」ことが大事です。

3〜5歳:図書館を本格活用

興味が広がり、読む量が一気に増える時期。図書館のまとめ借りを始めるのはここから。気に入った本だけ買う、というリズムを作ると本棚が落ち着きます。

小学生:自分で選ぶ本を

自分で読めるようになったら、本を選ぶ主導権を子どもに渡します。親が選んだ本は「読まされる本」になりがちです。冊数より「自分で選んだ」という経験のほうが、読書習慣には効きます。

手放すときのルール

増えた本を減らすときの基準も、シンプルにしておくと迷いません。

  • 半年読んでいない本……図書館で借りれば済むなら手放す候補
  • もらった本は残す……贈り物の本は読まれる頻度が高く、記憶にも残ります
  • 子どもに聞かない……「捨てていい?」と聞くと全部「ダメ」になります。親が判断して、気づかれなければそれでOK

まとめ|冊数の悩みは「手段を分ける」と消える

  • 読む冊数は図書館で稼ぐ(月20冊でも返せる)
  • 持つ冊数は「繰り返し読む本」と「もらった本」だけ
  • 出会いの幅は、親が選ばない「届く本」で広げる
読者ママ

「全部買わなきゃ」と思い込んでました。借りる・買う・届くを分けたら、本棚も気持ちも整理できそうです。

パパ

絵本は「持つ」ものではなく「通り過ぎていく」もの。手元に残るのは、本当に読まれた本だけでいいんですよ。

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定期便を含めた絵本サブスク12社の比較はこちら。

そもそもどう選べばいいか迷ったら、年齢別・目的別の選び方ガイドもどうぞ。

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