怪談えほんシリーズ– tag –
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絵本レビュー
【かがみのなか】鏡の自分が笑ったら─恩田陸×樋口佳絵が描く怪談えほんシリーズ
『かがみのなか』は、恩田陸(文)・樋口佳絵(絵)による怪談えほんシリーズの一作。 誰もが毎日当たり前のように見ている“鏡”に潜む不気味さをテーマに、 「そこにいる“自分”は、本当に自分なのか?」 という心理的な恐怖をじわじわと描き出した作品です... -
絵本レビュー
【帰り道】その道、本当に“いつもの帰り道”?背筋が冷える怪談えほん
怪談えほんシリーズの中でも“静かな怖さ”が際立つ『帰り道』。 文章は有田奈央さん、絵は独特の陰影が美しい羽尻利門さん。 どこにでもあるような「帰り道」の風景が、じわじわと“違和感”へ変わっていく恐怖は、 まさに怪談えほんシリーズの真骨頂と言える... -
絵本レビュー
【あかい さんりんしゃ】“きいこ きいこ”…赤い三輪車の音が追いかけてくる!怪談えほん
『こわい おはなし あかい さんりんしゃ』は、犬飼由美恵(文)・中島梨絵(絵)による怪談絵本。 どこにでもある日常の風景に突如あらわれる赤い三輪車の女の子。 その“いつの間にかそこにいる怖さ”がじわじわと迫ってくる、怪談入門としても優秀な一冊で... -
絵本レビュー
【はこ】“静寂の恐怖”怪談えほんシリーズの中でもっとも不穏な一冊
絵本『はこ』(文:小野 不由美/絵:nakaban)は、岩崎書店「怪談えほん」シリーズの中でも特に静かで不気味な名作です。 物語は、小さな赤い「はこ」を見つけた少女の体験を通して、“見えない恐怖”を描き出します。 はっきりした答えが語られない構成だ... -
絵本レビュー
【おめん】“心の恐怖”を描く―怪談えほんが放つ静かな恐怖
絵本『おめん』は、夢枕 獏さん(文)と辻川 奈美さん(絵)による「怪談えほん」の1冊。編集を手がけたのは怪談文学の第一人者・東 雅夫さんです。子ども向けの絵本でありながら、“心の中に潜む恐怖”を描いた大人にも響く怪談作品。 「怖い話」ではなく、... -
絵本レビュー
【いるのいないの】“見たらいる”―京極夏彦×町田尚子が描く怪談えほんの傑作
絵本『いるの いないの』(文:京極 夏彦/絵:町田 尚子)は、岩崎書店「怪談えほん」シリーズの中でも特に話題となった一冊です。ただ怖いだけではなく、“見ること・認識すること”の意味を問う哲学的な怪談。子どもが読むとゾッとし、大人が読むと考え込... -
絵本レビュー
【悪い本】宮部みゆき×吉田尚令が描く“心の闇と悪”─怪談えほんシリーズ
絵本『悪い本』(文:宮部みゆき/絵:吉田尚令)は、岩崎書店の「怪談えほん」シリーズ第一作として刊行された名作。 タイトルの通り、この本の語り手は“悪い本そのもの”。 読む人の心の奥にひそむ“悪”をそっと刺激するような、 静かで美しく、そして底知...
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