【おいで】公園のトイレで起こる“身近すぎる恐怖”|怪談えほんレビュー

おいで ▶こわい絵本・怪談えほん

『おいで』は、有田奈央さんによる怪談絵本で、誰もが一度は聞いたことのある「公園のトイレの幽霊」を題材にした、ぞっとする一冊です。 派手な演出ではなく、静かに、確実に不安を積み重ねていく構成で、読後には思わず振り返ってしまうような余韻が残ります。

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📖 この絵本との出会い

「怪談えほん」の棚で、タイトルの『おいで』という短い言葉が気になり、手に取りました。 息子も「え、なにがおいでって言うの?」と興味津々。 公園やトイレといった、普段よく知っている場所が舞台だと分かり、読む前から少し緊張した様子でした。 読み終えたあと、「公園のトイレ、ちょっとこわい…」とつぶやいたのが印象的でした。


📚 こんな場面におすすめ

  • 👻 怪談えほんシリーズが好きな子に
  • 🌙 日常にひそむ怖さを味わいたいとき
  • 📖 派手すぎない、じわじわ怖い絵本を探しているとき
  • 👦 小学生向けの“ちょうどいい怖さ”を体験したいとき

📘 絵本の内容

みどり公園のトイレには、幽霊が出るという噂があります。 そのせいで、誰も使わなくなってしまったトイレ。

ある日、男の子は犬のロッキーと散歩をしている途中で、急にお腹が痛くなります。 しかたなく、噂のある公園のトイレに入ることに…。

トイレの中は空気がよどみ、どこか落ち着かない雰囲気。 用を足し、手を洗おうと鏡を見ると、不気味な違和感が広がります。

そのとき聞こえてくる、「おいで」という声。 外ではロッキーが激しく吠え始め、恐怖は一気に高まります。

何が起きたのか、はっきりとは語られません。 だからこそ、読者の想像力が恐怖を完成させる、静かで後を引く怪談になっています。

ぱぱ
ぱぱ

「これは大人も怖いタイプの怪談。」
公園のトイレ、鏡、噂話…。 どれも身近すぎるからこそ、リアルで逃げ場がありません。 説明しすぎない描写と、不気味な空気感の絵が合わさって、 読後にじわじわと怖さが残りました。

ぼく
ぼく

「トイレがちょっとこわくなった…。」
「おいで」って言われるところが一番こわかった。 夜はひとりで公園のトイレ行きたくない!


⭐ 絵本レビュー評価(5段階)

怖さ★★★★★
リアル度★★★★★
読みやすさ★★★★☆
子どもウケ★★★★☆
余韻の強さ★★★★★

🔍 まとめ

『おいで』は、日常の中にある「行ってはいけない場所」の怖さを、静かに描いた怪談絵本です。 派手な驚かしはありませんが、その分リアルで、読者の想像に深く入り込んできます。

怪談えほんシリーズの中でも、身近さと後味の悪さが際立つ一冊。 怖い絵本が好きな子や、大人と一緒に読む怪談としてもおすすめです。

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📝 絵本データ

  • 作品名:おいで
  • 作者:有田 奈央
  • 対象年齢:小学校低学年〜
  • ジャンル:怪談絵本/ホラー絵本

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