『もうじきたべられるぼく』絵本レビュー|命の尊さに号泣必至

「いただきます」その一言に、どんな想いが込められているか考えたことはありますか?『もうじきたべられるぼく』は、食卓に並ぶ命の尊さと深い親子の愛情を教えてくれる感動の絵本です。TikTokで300万回再生され、多くの大人が涙したベストセラー絵本の魅力をお届けします。

目次

基本情報

項目内容
書名もうじきたべられるぼく
作者荒井良二
出版社偕成社
対象年齢4歳〜大人
ページ数32ページ

あらすじ(ネタバレなし)

もうすぐ食べられることを知っている動物の「ぼく」。でも「ぼく」は怖くない。お母さんが「大丈夫、大丈夫」と言ってくれるから——。命をいただくことの意味と、それを支える親子の愛情を、荒井良二らしいあたたかな絵で描いた作品です。

テーマは「命」と「食べること」。子どもに「なぜ生き物を食べるのか」「命をいただくとはどういうことか」を自然に考えさせます。難しいテーマを押しつけがましくなく、やさしく描いているのが荒井良二作品の真骨頂です。

SNSで多くの大人が涙したのも納得の内容。子ども向け絵本でありながら、大人の心に深く刺さる命の物語です。

ぼく

ぼくが牛さんだったら……怖い。でも「ありがとう」って言いたい。

パパ

そういう気持ちが「いただきます」という言葉に込められているんだよ。命をいただいていることへの感謝——この絵本はそれを教えてくれるね。

パパ目線の感想・体験談

正直に言います。読み聞かせ中に涙をこらえるのが大変でした。「もうじきたべられる」という事実を知りながら、お母さんの「大丈夫、大丈夫」という言葉だけを信じている「ぼく」——その純粋さと切なさが同時に押し寄せてきます。

7歳の息子は「ぼく、お肉食べるとき感謝して食べる」と言ってくれました。説教がましい食育よりも、この絵本一冊の方が何倍も深く「命への感謝」を伝えてくれる。荒井良二さんの力量に脱帽です。

TikTokで300万回再生という事実が示す通り、この絵本は世代を超えて読む人の心に届く特別な作品です。

こんな子におすすめ

  • 命の大切さを学ばせたい時
  • 食育の視点から「いただきます」の意味を伝えたい
  • 親子で感動できる絵本を探している
  • 荒井良二作品が好きな方
  • 泣ける絵本が好きな大人にも

読み聞かせのポイント

「大丈夫、大丈夫」というセリフは、やさしく、でも少し切なく読んでください。食事の前に読むと特に効果的で、「いただきます」の一言が特別な意味を持つようになります。

読み終わった後に泣いてしまっても大丈夫です。子どもと一緒に泣けることも、この絵本の価値の一つです。「どうして泣いたの?」と子どもに聞かれたら正直に答えてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. 何歳から読めますか?

4歳頃から楽しめますが、内容を深く理解して感動できるのは5〜6歳以降です。大人が読んでこそ最も深く刺さる内容でもあります。

Q2. 子どもがショックを受けませんか?

一時的にショックを受ける子もいますが、それが命について考えるきっかけになります。読んだ後に「食べ物への感謝」という形で昇華できるよう、親御さんが寄り添って読んでください。

Q3. 食育として学校や保育園でも使えますか?

非常に有効です。「命をいただく」というテーマは食育の核心であり、この絵本は押しつけがましくなくそのテーマを伝えてくれます。読み聞かせ後の対話活動にも最適です。

まとめ

『もうじきたべられるぼく』は、命をいただくことへの感謝と親子愛を描いた、荒井良二の傑作絵本です。SNSで300万回再生された感動は、実際に読んで確かめてください。

食育としても、感動絵本としても最高の一冊です。ぜひ親子で読んでみてください。

パパ

この絵本を読んでから、息子が「いただきます」を特別丁寧に言うようになりました。命への感謝を自然に育ててくれる絵本の力は本当に素晴らしいです。我が家の大切な一冊になりました。

目次