2026年の課題図書(小学校中学年の部)『宇宙でウンチ』。読み終わったあと、「さて感想文は何を書こう?」と親子で手が止まっていませんか。
この記事では、実際に子どもと読んだ経験をもとに、中学年でも書ける感想文の組み立て方・書き出し例文3パターン・原稿用紙3枚の構成テンプレートをまとめました。
読者ママタイトルで大笑いして楽しく読んだんですけど……ウンチの本で感想文って、ふざけてると思われませんか?



大丈夫、むしろ狙い目です。この本の中身は「問題→試行錯誤→解決」という本格的な科学の話。「笑って読み始めたら、研究者のすごさに驚いた」という気持ちの変化こそ、最高の感想文の筋書きになります。
『宇宙でウンチ』はどんな本?あらすじ紹介
宇宙は人類最後の開拓地——でも科学者たちが直面したのは「宇宙でトイレをどうするか」という意外な大問題でした。無重力ではウンチもオシッコも浮いてしまう。初期の宇宙飛行士は袋で処理していた時代から、現代の宇宙ステーションの高性能トイレまで、何十年もの研究者たちの試行錯誤をユーモアたっぷりに描く科学絵本です。
書籍情報
| タイトル | 宇宙でウンチ |
| 作 | —(書誌情報は下の商品リンク参照) |
| 対象 | 2026年課題図書(小学校中学年の部) |
親子で読んだリアルな反応



さいしょの宇宙飛行士って、ふくろでウンチしてたんでしょ!?ぜったいやだ〜!!でも、いまのトイレを作った人たちってすごいんだね。



タイトルで笑わせておいて、読み終わる頃には「研究者ってすごい」とじわじわ来る構成。問題を見つけて、試して、失敗して、また改良する——科学の基本がウンチで学べる、実はかなり本格派の1冊です。
感想文の筋書きはシンプルです。「笑うつもりで読んだ→驚いた→尊敬した」。この気持ちの変化をそのまま書けば、笑いから始まって深く終わる、審査員の記憶に残る感想文になります。
読書感想文の書き方【2026年課題図書・中学年】
書き方のポイント3つ
- 「一番おどろいたこと」を起点にする:袋で処理していた時代・無重力で浮いてしまう問題——驚きは具体的に書くほど良い
- 「気持ちの変化」を書く:「笑って読み始めたのに、最後は研究者を尊敬していた」——この変化が感想文の背骨になります
- 「もし自分が宇宙飛行士だったら」で想像を広げる:トイレが大変でも宇宙に行きたいか?自分の答えと理由を書きましょう
「心に残った場面」に迷ったら:候補は3つ
- 初期の宇宙飛行士が袋で処理していた場面:「絶対いやだ」という素直な驚きから書き始められる
- 無重力でウンチが浮いてしまう問題の場面:「言われてみれば確かに!」という発見を書ける
- 研究者たちが何十年も改良を重ねる場面:「あきらめない姿勢」への尊敬を書くと感想文が締まる
親子で「どの場面がいちばん好き?」と聞いて、子どもが選んだものを採用しましょう。選んだ理由を話させて、それをメモする——それがそのまま感想文の中身になります。
書き出し例文3パターン
①気持ちの変化から入る(おすすめ)
「宇宙でウンチ」という題名を見て、ぼくは笑ってしまいました。でも読み終わった今は、笑った自分がはずかしいくらい、この本を尊敬しています。
②驚きから入る
むかしの宇宙飛行士は、ふくろでウンチをしていたそうです。それを知ったとき、ぼくは「ぜったいにいやだ」と思いました。
③問いかけから入る
宇宙でトイレに行きたくなったら、どうすると思いますか。ぼくはこの本を読むまで、考えたこともありませんでした。
感想文の構成テンプレート(原稿用紙3枚)
| 段落 | 書くこと | 分量目安 |
|---|---|---|
| ①はじめ | 書き出し例文+この本を選んだ理由 | 3〜4行 |
| ②あらすじ | 本の紹介(2文で短く!) | 3〜4行 |
| ③心に残った場面 | 選んだ場面+そのとき自分がどう思ったか | 8〜10行 |
| ④自分の体験・考え | 「もし自分が宇宙飛行士だったら」の想像・研究者のすごいと思ったところ | 8〜10行 |
| ⑤まとめ | これからどうしたいか・本から学んだこと | 4〜6行 |



コツは③と④に分量を寄せること。あらすじを長く書きがちですが、先生が読みたいのは「あなたがどう感じたか」です。
まとめ(さいごの段落)の例文2パターン
①尊敬で締める
「ウンチの研究」と聞くと笑ってしまうけれど、だれかがやらなければ宇宙には行けません。まじめにウンチと向き合った研究者たちを、ぼくは心から尊敬します。
②自分の学びで締める
こまった問題があったら、あきらめずに、ためして、しっぱいして、また改良する。宇宙のトイレが教えてくれたこの考え方を、ぼくも勉強や習いごとで使ってみたいです。
よくあるつまずきQ&A
Q1. ウンチの本で感想文はふざけていると思われない?
A. 思われません。「笑いから入って科学の凄さに気づいた」という変化を書けば、むしろ選書眼をほめられます。課題図書に選ばれている=先生も認めている本です
Q2. 科学の内容を説明しようとして手が止まる
A. 内容の説明は「一番おどろいたこと1つ」だけでOK。説明文ではなく「おどろいた気持ち」を書くのが感想文です
Q3. 原稿用紙3枚が埋まらない
A. 「もし自分が宇宙飛行士だったら」パートを膨らませましょう。トイレ以外に何が大変か想像して書くと、考える力もアピールできます
親のサポートのコツ
書かせる前に、「この本でいちばんびっくりしたのどこ?」と聞いて、出てきた驚きを3つメモしてください。 子どもが話した言葉をそのままメモして、「これを写せばいいよ」と渡せば、「書けない」が「書き写すだけ」に変わります。



「笑った→尊敬した」の流れで書けばいいんですね。それならうちの子、むしろ得意かも(笑)
まとめ:笑いから始まり、尊敬で終わる感想文が書ける
- 「笑って読み始めたら研究者を尊敬していた」という気持ちの変化が、そのまま感想文の筋書きになる
- 書き出しは3パターンから選ぶだけ。構成は5段落テンプレートで
- あらすじは短く、「心に残った場面+自分の体験」に分量を寄せる
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