【十二支のはじまり】干支の由来が楽しく学べる昔話絵本|何歳から?ねこがいない理由も解説

十二支のはじまり

「ねずみはどうして十二支の一番なの?」——子どもなら一度は思う疑問ではないでしょうか。小さくて弱そうなねずみが、なぜ十二支の先頭を飾るのか。その謎を解き明かしてくれるのが昔話絵本『十二支のはじまり』です。干支の由来を楽しく学べるこの絵本は、お正月の読み聞かせにぴったりの一冊として長く愛されています。

十二支(干支)は子どもにとって身近な存在です。「今年の干支は何年?」「自分は何年生まれ?」など、日常生活の中で自然と触れる機会があります。しかし「なぜその12種類なのか」「なぜその順番なのか」を知っている子どもは意外と少ないのではないでしょうか。この絵本を読めば、その由来と順番の理由が自然に頭に入ります。

この記事では、実際に息子に読み聞かせたパパの体験をもとに、『十二支のはじまり』の魅力を詳しくご紹介します。干支の学習絵本としての使い方や、読み聞かせのタイミング、子どもが特に喜ぶポイントも合わせてお伝えします。

ぼく

パパ、なんでねずみが一番なの?猫より小さいのに!

パパ

それはね、ずる賢くて頭がいいからだよ。この絵本を読んだらわかるぞ!

目次

基本情報

項目内容
書名十二支のはじまり
ジャンル昔話絵本・干支の由来
作・絵岩崎書店編
出版社岩崎書店
対象年齢4歳〜小学生
ページ数32ページ
おすすめ時期お正月・干支を覚えたい時期

あらすじ(ネタバレなし)

神様が動物たちに「元旦の朝、一番に来た順番で12の動物を干支に決める」と告げます。動物たちはそれぞれ自分が一番になろうと張り切って出発するのですが……頭を使った動物、力自慢の動物、うっかり寝坊してしまった動物など、それぞれの個性が発揮された珍道中が始まります。

なかでもねずみとねこの「仲良し・仲悪し」にまつわるエピソードは、子どもたちが特に喜ぶ場面です。「どうしてねこは十二支に入っていないの?」という疑問への答えもこの物語の中に含まれており、読み終えると干支にまつわる多くの疑問が解消されます。

十二支の動物が全員登場し、それぞれの特徴を活かしたエピソードが展開されます。単純に由来を説明するだけでなく、動物たちのドラマとして楽しく描かれているのが、この絵本が長く愛される理由です。

パパ目線の感想・読み聞かせ体験談

息子(5歳)に初めて読んだのはお正月の時期でした。当時、息子は「ねずみ年って書いてあるけど、ねずみって一番じゃないじゃん」と言っていました。その疑問に答えるために読んでみたら、大正解。絵本を読み終えた後、息子は「ねずみ頭いい!」「ねこかわいそう!」とずっと話していました。

特に印象的だったのは、ねこへの感情移入でした。ねこが十二支から外れてしまう理由が語られる場面で、息子は「えー!ねこかわいそうだよ!」と本気で悲しそうな顔をしていました。そこから「だからねこはねずみを追いかけるんだって!」という豆知識まで自然に覚えてしまいました。

干支の順番を覚えるのにも役立ちました。それまで「ね・うし・とら…」と呪文のように暗記させようとしていたのですが、物語として読んだことで「ねずみの次は牛に乗ってたから」「うさぎは飛び跳ねてたから4番目」など、絵と一緒に記憶できたようです。学習絵本としての効果も実感しました。

パパ

干支の由来を「暗記」じゃなくて「物語」として覚えられるのが最高。お正月に毎年読むのがルーティンになってるよ。

こんな子におすすめ

  • 干支・十二支の順番を楽しく覚えたい子
  • 「なぜ?」「どうして?」と由来を知りたがる好奇心旺盛な子
  • 動物が好きで、動物が主人公の絵本を喜ぶ子
  • お正月の時期に読む季節絵本を探している親
  • 日本の伝統文化・昔話に触れさせたい4歳〜小学生

読み聞かせのポイント

お正月の時期に読むのが最高

年末年始のタイミングで読むと、子どもの興味が格段に高まります。年賀状や年越し番組で「来年の干支は○○年」という話題が出る時期と重なるからです。「干支って何?」「なんでその動物なの?」という自然な疑問が生まれたタイミングで読んであげると、吸収力が全然違います。我が家ではお正月に読む定番絵本になっています。

12匹の動物を指で追いながら読む

絵本のページを指でなぞりながら「これが1番のねずみ、これが2番の牛…」と一緒に確認しながら読むと、干支の順番が自然に頭に入ります。特に各動物のページで「これは何番目だった?」と確認する習慣をつけると、読み終える頃には12番まで言えるようになる子も多いです。ゲーム感覚で楽しく学べます。

ねこが出てくる場面で感情を引き出す

多くの子がねこへの感情移入を強く示す場面があります。「ねこはどう思ったかな?」「ねこにとってこれはフェアだと思う?」と問いかけてみましょう。善悪・公平性について子どもなりに考える良い機会になります。また「ねこがねずみを嫌いな理由」という豆知識も一緒に話してあげると、子どもの記憶に長く残ります。

よくある質問(FAQ)

Q. 何歳から読めますか?

A. 4歳前後から十分楽しめます。物語の流れはシンプルで、動物たちのユーモラスな行動が子どもに伝わりやすい構成です。干支の順番を意識的に覚えたいなら小学校入学前後(5〜6歳)が理想的ですが、2〜3歳でも動物の絵を楽しみながら読むことができます。何歳になっても毎年お正月に読み返したくなる、長く使える絵本です。

Q. 干支の順番が全部覚えられますか?

A. 一度読んで全部覚えるのは難しいですが、繰り返し読むうちに自然に覚えられます。特に物語の流れと絵のイメージで記憶するため、ただの暗記より定着しやすいです。お正月のたびに読む習慣にすると、小学校低学年頃には12支すべて言えるようになる子が多いです。干支クイズを出し合いながら読むのも楽しい方法です。

Q. ねこはなぜ十二支に入っていないの?

A. この絵本にその答えが描かれています。ねずみがねこに間違った日程を教えたためにねこは遅れてしまい、十二支に入れなかったというのが伝わる由来話です。それ以来ねこはねずみを追いかけるようになったという話も描かれており、「ねこがねずみを嫌いな理由」まで楽しく学べます。子どもに「ねこはなぜ十二支にいないの?」と聞かれた時のベストアンサーがこの絵本です。

まとめ

  • 十二支の由来と順番が楽しく学べる昔話絵本
  • ねずみの機転とねこの悲劇が子どもの感情を引き出す
  • 4歳〜小学生まで楽しめる、長く使える定番絵本
  • お正月の時期に読むと最も効果的
  • 干支の暗記より「物語で覚える」方が長く定着する
  • ねこが十二支にいない理由まで一冊でわかる
ぼく

ねこかわいそう!でもねずみが頭いいのもわかった。来年のお正月もまた読む!

パパ

毎年読むたびに新しい発見があるぞ。大きくなってから読み返すと、また違う感想が出てくるんだよ。

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