小学生が本を読まない本当の理由 絵本好きだった息子で試した5つの対策【パパ実践】

本読まない理由

「絵本はあんなに好きだったのに、小学生になったら全然本を読まなくなった……」——読者の方から届く、いちばん多い悩みです。実はこれ、まさにわが家の話でもあります。

読者ママ

せっかく絵本好きに育ったと思ったのに、どうして……

読者ママ

小1の息子が全然本を読まなくなって……。幼稚園の頃は絵本が大好きだったのに、今はゲームと動画ばかりなんです。

パパ

その悩み、痛いほどわかります。1歳から読み聞かせを続けて図書館で毎月20冊借りていたうちの息子も、入学したとたん同じ状態になりました。でも、いまは自分から本を読むようになっています。今日はその過程を全部お話ししますね。

目次

「絵本は好きだったのに読まなくなった」わが家の話

息子の変化はあっという間でした。入学して、友だちの影響でゲームを覚え、動画の楽しさを知る。気づけば「本読もうか」と誘っても「あとでー」ばかり。

ぼく

だって、ゲームのほうがすぐ楽しいんだもん。

パパ

ショックでしたが、いま思えばこの一言が核心でした。本が嫌いになったのではなく、「もっと手軽に楽しいもの」が生活に入ってきただけだったんです。

小学生の3割は月0冊 「読まない」は普通になりつつある

読者ママ

周りの子はみんな読んでいる気がして、うちだけ遅れてるんじゃないかと焦ってしまいます。

パパ

実はデータを見ると逆なんです。近年の調査では、1ヶ月に1冊も本を読まない小学生は約3割。平均読書量も10年前の半分程度まで減っています。

余暇の過ごし方の調査でも、1位はゲーム(約7割)、2位は動画。読書は3割弱で5位です。つまり、「うちの子だけ読まない」のではなく、時代全体がそうなっている。まずここを受け止めると、変に焦らなくなります。

本を読まない本当の理由はゲームと動画【正論では勝てない】

読者ママ

「読書は大事だよ」って何度も言ってるんですけど、全然響かなくて……

パパ

正論は子どもには届かないんですよね。ゲームと動画はボタンひとつで楽しさが始まるのに、本は「文字を読む」というコストを先に払う必要がある。この差は正論では埋まりません。

だからわが家では発想を変えました。ゲームや動画と「戦わない」。本を読むハードルを下げて、本の側に有利な場面をつくる。この方針で試したのが、次の5つです。

わが家で効果があった5つの対策

① 「寝る前10分」だけのゆる読書ルール

「毎日30分読みなさい」は3日で挫折しました。効いたのは寝る前の10分だけ。布団に入ってからはゲームも動画もできないので、本にとって唯一の「無風地帯」なんです。10分で物足りなければ子どもから「もうちょっと」と言ってきます。

② マンガ・図鑑も「読書」に数える

読者ママ

マンガでもいいんですか?「ちゃんとした本を読んでほしい」って思っちゃうんですけど……

パパ

その気持ち、すごくわかります。でも「ちゃんとした本を」と思っていた時期は、親子ともつらいだけでした。活字への抵抗をなくすことが先、ジャンルは後。割り切って科学まんがを解禁したら、息子は夢中になりましたよ。

わが家で大当たりだったのは科学漫画サバイバルシリーズでした。

ぼく

サバイバルはマンガだけど、ウイルスのことすっごくくわしくなったよ!

③ 親が先に読んで、感想を言わずに置いておく

「読みなさい」と言うより、親がリビングで本を読んでいる姿を見せる方が効きます。さらに、子どもが好きそうな本を読んで、何も言わずテーブルに置いておく。「それなに?」と食いついてきたら勝ちです。

④ 耳から入る読書(Audible)で「物語の楽しさ」を思い出させる

「文字を読むのは面倒。でも物語は好き」——そんな子には耳からの読書が効きます。わが家は車の移動中と寝かしつけにAudibleを使っていますが、耳で物語の楽しさを思い出すと、「続きを本で読みたい」につながることがあります。

⑤ 子どもが「自分で選ぶ」仕組みをつくる(ヨンデミー)

読者ママ

結局、どれがいちばん効いたんですか?

パパ

5つの中でいちばん効果があったのは、これです。読書習慣づくりのオンラインサービス「ヨンデミー」。AIが子どもの好みに合わせて本を選んでくれて、読んだらアプリでミニ感想を送るという仕組みに息子がハマりました。

ポイントは「親が選んだ本」ではなく「自分のために選ばれた本」になること。詳しい体験談はこちらにまとめています。

やってはいけないNG対応3つ

逆に、わが家で逆効果だったのはこの3つです。

  • 「ゲームの前に読書」と条件にする:読書が「ゲームの邪魔をする敵」になってしまう
  • 読んだあとに感想を聞き出す:テストみたいになって、読むこと自体が嫌になる
  • 子どもが選んだ本にダメ出しする:「またマンガ?」の一言で、選ぶ意欲ごと消える
読者ママ

「またマンガ?」……昨日、言っちゃった……

パパ

……いま心当たりのある顔をしましたね(笑)。大丈夫、私も全部やった上での失敗談です。今日からやめれば間に合いますよ。

まとめ:読書は「させる」ものじゃなく「戻ってくる」もの

  • 本を読まないのは本が嫌いになったからではなく、ゲームと動画が手軽すぎるから
  • 正論で戦わず、寝る前10分・マンガOK・親が読む姿でハードルを下げる
  • 耳からの読書(Audible)と自分で選べる仕組み(ヨンデミー)が、わが家の復帰のきっかけ
  • 感想の聞き出し・条件付け・ダメ出しはNG
読者ママ

「読ませる」ことばかり考えてました。まずは寝る前10分とマンガ解禁から始めてみます!

パパ

幼児期に絵本が好きだった子は、読書の楽しさを体が覚えています。焦らず環境だけ整えて待てば、ちゃんと戻ってきますよ。わが家がそうだったので、自信を持って言えます。

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