「ぼくだけのスーパーヒーローを、しりとりでつくってみよう!」
おおのこうへいさんの『しりとりマン』は、しりとりで言葉をつなぐたびに、ヒーローに新しい力が1つずつ足されていく絵本です。2026年8月にPHP研究所から出たばかりの新刊です。
表紙を見た瞬間に思いました。名前だけで、どんな戦い方をするのか想像がついてしまう。これはずるい。小3の息子と読んだら、読み終わったあとしりとりにハマりました。
絵本の基本情報
| タイトル | しりとりマン |
| 作・絵 | おおのこうへい |
| 出版社 | PHP研究所(PHPにこにこえほん) |
| 発売日 | 2026年8月3日 |
| 価格 | 1,848円(税込) |
| 判型 | A4判変型・上製 |
| 対象の目安 | 4歳・5歳から(Amazonの商品名より)。わが家は小3で読みました |
あらすじ
主人公の男の子は、自分だけのスーパーヒーローをつくりたい。でも、どうやって考えればいいんだろう? そこで思いついたのが、得意のしりとりです。
最初は「ひ」で始まる「ひと」。ヒーローだから、優しい人がいい。次は「と」で「とり」。とりの羽があれば、空だって飛べる。次は「り」で「りす」。りすの大きな前歯があれば、かたいものもかみくだける——。
しりとりが続くたびに、ヒーローに力が足されていきます。そして最後に、ぼくだけの「しりとりマン」が完成します。その名前は……読んでのお楽しみです。
読者ママしりとりでヒーローをつくるって、どういうことですか?



言葉が1つつながるたびに、その言葉の「いいところ」がヒーローに足されていくんです。「とり」なら羽、「りす」なら前歯。ページをめくるたびに、ヒーローがどんどん強くなっていきます。
パパが読んで感じたこと
読んでいて楽しいのは、ページをめくる前に「次は何の言葉?」と考えられるところです。前の言葉の最後の文字が分かっているので、聞いている子どもも自然に次の言葉を予想します。
しかも、ただ言葉がつながるだけではありません。その言葉の特徴をヒーローが手に入れるという仕組みなので、「その言葉なら、どんな力になるんだろう?」と想像がふくらみます。
そして、表紙の「しりとりマン」という名前。しりとりで戦うヒーローだと、ひと目で分かります。このストレートさは、子どもが真似したくなるヒーローの条件だと思います。
小3の息子の反応
読み終わったあとの感想は、ひとことでした。



おもしろかった!
そして、そこからしりとりにハマりました。絵本1冊で、家の遊びが1つ増えた形です。



読み終わったあとまで楽しめるのはうれしいですね。



読んで終わりではなく、遊びにつながるのがこの絵本のいいところです。しりとりなら道具もいらないので、移動中やお風呂でもできます。
『しりとりマン』3つの魅力
① ページをめくる前に「次の言葉」を予想できる
読み聞かせの途中で「次は『す』だね。何だと思う?」と聞くだけで、子どもが参加できます。聞くだけの読み聞かせが、一緒に考える時間になります。
② 言葉が「能力」に変わる発想がおもしろい
「とり」は空を飛ぶ力、「りす」はかたいものをかみくだく力。言葉のもつ特徴がヒーローの能力になるので、言葉を「意味」で考えるきっかけにもなります。
③ 読み終わったあとの遊びにつながる
出版社も「自由な発想力を育む1冊」と紹介しています。「自分ならどんな言葉を足す?」と考えるのも楽しそうです。わが家は、まずふつうのしりとりが家の遊びとして復活しました。
こんな人におすすめ
- しりとりが好きな子
- ヒーローものが好きな子
- 言葉あそびの絵本を探している方
- 園・学校・図書館など、大人数での読み聞かせ(出版社も「大人数の読み聞かせにもぴったり」と紹介しています)
おすすめの読み聞かせ年齢
Amazonの商品名では「4歳・5歳からの絵本」とされています。しりとりのルールが分かる年齢なら楽しめます。
わが家は小3で読みましたが、「おもしろかった」と言い、そのあとしりとりにハマるほど楽しめました。幼児から小学校低学年まで、幅広く楽しめる絵本だと思います。
まとめ
『しりとりマン』は、しりとりという身近な遊びを、ヒーローづくりに変えてしまう絵本です。ページをめくる前に次の言葉を考え、めくった先でヒーローがどう強くなるかを楽しむ。読み聞かせが「一緒に考える時間」になります。
わが家では、読み終わったあとにしりとりが家の遊びとして戻ってきました。言葉あそびの絵本を探している方は、ぜひ手に取ってみてください。
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絵本が好きな子が、小学生になっても本を読み続けるための工夫をまとめています。




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