大人気シリーズ「パンどろぼう」に、あたたかい気持ちとパンを運ぶ新しい仲間が登場! 『パンどろぼうと ほっかほっカー』は、パンどろぼうの優しさと成長がギュッとつまった、親子でほっこり笑える最新作です。 シリーズファンはもちろん、初めて読む子にもおすすめの一冊です。
📖 この絵本との出会い
息子が大好きな「パンどろぼう」シリーズ。 図書館で新刊の表紙を見つけた瞬間、「うわ!新しいパンどろぼうだ!」と大喜び。 パンを抱えて走るパンどろぼうの姿と、見慣れない赤い車に興味津々でした。 ページをめくると、パンどろぼうの優しさと冒険心が伝わる物語に、親子で夢中になりました。
📚 こんな場面におすすめ
- 🍞 パンどろぼうシリーズが好きな子に
- 🚗 乗り物絵本や働く車が好きな子に
- 🎁 誰かに“届ける”物語を読みたいときに
- 😊 ほっこりする絵本を読みたい親子に
📘 絵本の内容
森のパン屋で働くパンどろぼうのもとに、ヤギのおばあさんがやってきます。 孫の誕生日のために、特別なパンを作ってほしいとお願いされ、パンどろぼうは心をこめてパンを焼きます。
パンを届けるために山を越えて出発しますが、道に迷ってしまい、すっかりしょんぼり…。 そのとき、「ほっかほっカー」と呼ばれる不思議なキッチンカーが走り抜けます。
ほっかほっカーは「ほかほかのパン」と「あたたかい思い」を乗せて走る特別な車。 パンどろぼうはこの車を手に入れ、気持ちを新たに再出発します。
山道を越え、風に吹かれ、やっとの思いでヤギのおばあさんの孫へパンを届けることに成功! パンどろぼうのやさしさ・責任感・成長を感じられるストーリーになっています。

「パンどろぼうの新しい一面が見える、ほっこり系の物語。」
ギャグは健在ですが、今回はパンどろぼうの“誰かのために動く気持ち”が丁寧に描かれています。 ほっかほっカーの仕組みや世界観もかわいくて、読み聞かせにもぴったり。 シリーズの中でも温かさが際立つ作品だと感じました。

「ほっかほっカーがかっこよくて、ぼくも乗りたい!」
パンどろぼうがパンをとどけようってがんばるところがすき。 パンがほかほかになっていくのもおもしろかった!
⭐ 絵本レビュー評価(5段階)
| ストーリー | ★★★★★ |
|---|---|
| ほっこり度 | ★★★★★ |
| 読みやすさ | ★★★★★ |
| 子どもウケ | ★★★★★ |
| シリーズとしての満足度 | ★★★★☆ |
🔍 まとめ
『パンどろぼうと ほっかほっカー』は、パンどろぼうの優しさと成長を感じられる温かい冒険絵本です。 シリーズ作品の中でも、「誰かのためにがんばる気持ち」が強く描かれ、読後に心がじんわり温かくなります。
ほっかほっカーの存在も魅力的で、乗り物好きの子にも刺さる1冊。 読み聞かせにも、自分読みデビューにもおすすめの作品です。
📝 絵本データ
- 作品名:パンどろぼうと ほっかほっカー
- シリーズ:パンどろぼうシリーズ
- 作者:柴田 ケイコ
- ジャンル:ユーモア絵本/冒険絵本/パンどろぼうシリーズ



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