【パンどろぼうと ほっかほっカー】あたたかいパンと気持ちを運ぶ、新しい冒険絵本レビュー

パンどろぼうとホッカホッカー ▶3〜5歳向け絵本

大人気シリーズ「パンどろぼう」に、あたたかい気持ちとパンを運ぶ新しい仲間が登場! 『パンどろぼうと ほっかほっカー』は、パンどろぼうの優しさと成長がギュッとつまった、親子でほっこり笑える最新作です。 シリーズファンはもちろん、初めて読む子にもおすすめの一冊です。

📖 この絵本との出会い

息子が大好きな「パンどろぼう」シリーズ。 図書館で新刊の表紙を見つけた瞬間、「うわ!新しいパンどろぼうだ!」と大喜び。 パンを抱えて走るパンどろぼうの姿と、見慣れない赤い車に興味津々でした。 ページをめくると、パンどろぼうの優しさと冒険心が伝わる物語に、親子で夢中になりました。

📚 こんな場面におすすめ

  • 🍞 パンどろぼうシリーズが好きな子に
  • 🚗 乗り物絵本や働く車が好きな子に
  • 🎁 誰かに“届ける”物語を読みたいときに
  • 😊 ほっこりする絵本を読みたい親子に

📘 絵本の内容

森のパン屋で働くパンどろぼうのもとに、ヤギのおばあさんがやってきます。 孫の誕生日のために、特別なパンを作ってほしいとお願いされ、パンどろぼうは心をこめてパンを焼きます。

パンを届けるために山を越えて出発しますが、道に迷ってしまい、すっかりしょんぼり…。 そのとき、「ほっかほっカー」と呼ばれる不思議なキッチンカーが走り抜けます。

ほっかほっカーは「ほかほかのパン」と「あたたかい思い」を乗せて走る特別な車。 パンどろぼうはこの車を手に入れ、気持ちを新たに再出発します。

山道を越え、風に吹かれ、やっとの思いでヤギのおばあさんの孫へパンを届けることに成功! パンどろぼうのやさしさ・責任感・成長を感じられるストーリーになっています。

ぱぱ
ぱぱ

「パンどろぼうの新しい一面が見える、ほっこり系の物語。」
ギャグは健在ですが、今回はパンどろぼうの“誰かのために動く気持ち”が丁寧に描かれています。 ほっかほっカーの仕組みや世界観もかわいくて、読み聞かせにもぴったり。 シリーズの中でも温かさが際立つ作品だと感じました。

ぼく
ぼく

「ほっかほっカーがかっこよくて、ぼくも乗りたい!」
パンどろぼうがパンをとどけようってがんばるところがすき。 パンがほかほかになっていくのもおもしろかった!

⭐ 絵本レビュー評価(5段階)

ストーリー★★★★★
ほっこり度★★★★★
読みやすさ★★★★★
子どもウケ★★★★★
シリーズとしての満足度★★★★☆

🔍 まとめ

『パンどろぼうと ほっかほっカー』は、パンどろぼうの優しさと成長を感じられる温かい冒険絵本です。 シリーズ作品の中でも、「誰かのためにがんばる気持ち」が強く描かれ、読後に心がじんわり温かくなります。

ほっかほっカーの存在も魅力的で、乗り物好きの子にも刺さる1冊。 読み聞かせにも、自分読みデビューにもおすすめの作品です。

📝 絵本データ

  • 作品名:パンどろぼうと ほっかほっカー
  • シリーズ:パンどろぼうシリーズ
  • 作者:柴田 ケイコ
  • ジャンル:ユーモア絵本/冒険絵本/パンどろぼうシリーズ

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