ハロウィンが近づくと、おばけの本を読みたくなりますよね。
わが家の小3の息子は、怖い話が大好きです。『絵本 地獄』を読んだときは、怖がるどころか「実際に地獄を見てみたい」と言ったほど。いっぽうで、おばけの本は読みたいけれど夜が心配、という怖がりの子もいると思います。
そこでこの記事では、わが家で実際に読んだおばけの本を、怖さで3段階に分けて紹介します。Xのフォロワーさんに教えてもらって読んだ本も入っています。
読者ママうちの子は怖がりで……。ハロウィンにおばけの本を読んであげたいけど、夜トイレに行けなくなりそうで心配です。



怖さのレベルで選べば大丈夫です。わが家は息子が怖い話好きなので、ゆるい本から本気で怖い本まで、実際に読んだものを分けて紹介しますね。
怖さ3段階の早見表
| 怖さ | 本 | わが家の反応 |
|---|---|---|
| レベル1 怖がりの子でもOK | ベッドのしたになにがいる? | ◎すごく気に入った(「うちはベッドじゃなくてよかった」) |
| レベル1 | ノンタンおばけむらめいろ | ○ふつう(迷路は簡単だった) |
| レベル1 | おにゃけ/おにゃけやしき | ◎しばらく「ニャブリ!」が口ぐせ |
| レベル2 ちょっと怖いけど最後は安心 | おばけずかんシリーズ | ◎6冊ひとり読み。危険度が高いおばけが好き |
| レベル3 本気で怖い | 怪談えほんシリーズ | 何冊も読んだ(ランキング記事あり) |
| レベル3 | 絵本 地獄 | 怖がらず「地獄を見てみたい」 |
怖がりの子はレベル1から、怖い話が好きな子はレベル2・3から選んでみてください。
レベル1:怖がりの子でも読めるおばけの本
『ベッドのしたになにがいる?』
作・絵:ジェームズ・スティーブンソン/訳:つばきはらななこ/童話館出版/2007年(出版社のおすすめ年齢は絵本ナビに掲載なし)
夜、物音が気になって眠れない子どもたちに、おじいちゃんが自分の子どものころの「怖かった夜」の話をしてくれる絵本です。怖いと思っていたものの正体が見えてくる、怖さのタネ明かしのようなお話で、最後にはちゃんとオチもあります。
💬 教えてもらった一冊:Xのフォロワーさんに教えてもらいました。
📖 わが家で読んでみた:息子はすごく気に入りました。読んだあと、こんなことを言っていました。



おばけって、何だろうね?
怖いと思っていたものの正体が少しずつ見えてくるお話なので、「おばけって、本当は何なんだろう」と考えたくなったようです。そして、こう続けました。



怖いときって、何でも怖く聞こえたり見えたりするよね。
まさにこの本が伝えていることです。「怖いのは、気のせいかもしれない」と自分で気づけるので、怖がりの子にこそ読んでほしい一冊です。
もうひとつ、息子らしい感想も。



うちはベッドじゃなくてよかった。
わが家はベッドではないので、「ベッドの下」を心配しなくていい、ということのようです(笑)。
『ノンタンおばけむらめいろ』
作・絵:キヨノサチコ/偕成社/1991年/出版社のおすすめ年齢:3・4歳〜(絵本ナビ掲載)
ノンタンといっしょに、カラカサおばけを追いかけて迷路を進む絵本です。おばけは出てきますが、怖さよりも迷路で遊ぶ楽しさが中心です。
📖 わが家で読んでみた:小3の息子の反応はふつうでした。



めいろ、簡単。
出版社のおすすめ年齢は3・4歳から。おばけデビューの幼児にちょうどいい一冊です。Xで「子どものころ好きだった絵本」として教えてもらった本で、ほかの思い出の絵本と一緒にこちらで紹介しています。


『おにゃけ』『おにゃけやしき』
作:大塚健太/絵:柴田ケイコ/パイ インターナショナル
文は大塚健太さん、絵は『パンどろぼう』の柴田ケイコさん。ねこのおばけ「おにゃけ」の絵本です。怖いというより憎めない、笑えるおばけなので、怖がりの子でも楽しめます。
📖 わが家で読んでみた:息子は続編の『おにゃけやしき』派。読んだあと、しばらくこれが口ぐせになりました。



ニャブリ!


レベル2:ちょっと怖いけど、最後は「だいじょうぶ」|おばけずかんシリーズ
作:斉藤洋/絵:宮本えつよし/講談社(読みもの)
「図鑑」という名前の童話シリーズです。1冊に短いお話が7話ほど入っていて、それぞれのおばけがどんなふうに怖いのか、どうすればだいじょうぶなのかを、ユーモラスなお話で教えてくれます。そして、どのお話も最後は必ず「だいじょうぶ」で終わります。
💬 教えてもらったシリーズ:Xのフォロワーさんに「小学生に人気」と教えてもらいました。
📖 わが家で読んでみた:家・町・学校の巻を6冊借りたところ、小3の息子は自分で読んで気に入っていました。
本の中では、おばけごとに危険度が★の数で示されています。息子は出てくるおばけがどれも好きで、なかでも気に入っていたのは★が多い、危険度が高いおばけです。怖い話が好きな子ほど、「こわいけど、おもしろい」がちょうどハマるシリーズだと思います。
絵本より文字は多いですが、A5判・80ページほどで1話が短いので、ひとり読みの入り口にもぴったりです。
パパとして感じたのは、怖がらせて終わりじゃなくて、「こうすれば大丈夫」まで教えてくれるところ。怖がりの子には、この構成がありがたいです。
| わが家で読んだ巻 | 発売 | 登場するおばけ(一部) |
|---|---|---|
| まちのおばけずかん | 2013年 | からかさおばけ、のっぺらぼう、いったんもめん |
| がっこうのおばけずかん | 2014年 | 身近な小学校が舞台のおばけたち |
| がっこうのおばけずかん ワンデイてんこうせい | 2014年 | むらさきばばあ、たびするうんてい、ワンデイてんこうせい |
| がっこうのおばけずかん あかずのきょうしつ | 2014年 | すなばっこ、おどりばのかがみおばけ、ずこうしつのカトリーヌ |
| がっこうのおばけずかん おきざりランドセル | 2015年 | 四じ四十四ふんのかいだん、おきざりランドセル |
| いえのおばけずかん おばけテレビ | 2016年 | ぬげずのスリッパ、やなり、ゆかだんぼう |
※発売年・登場するおばけは絵本ナビの掲載情報より。出版社のおすすめ年齢は『まちのおばけずかん』が1年生〜(ほかの巻は掲載なし)。シリーズは絵本ナビに20冊以上が掲載されています。
どれから読むか迷ったら、子どもにいちばん身近な「がっこう」の巻からがおすすめです。1冊目の『がっこうのおばけずかん』は、「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」のベスト100に何度も選ばれています(絵本ナビ掲載)。
ひとり読みを習慣にしたい方は、こちらもどうぞ。


レベル3:本気で怖いのが好きな子に
怪談えほんシリーズ
京極夏彦さん、恩田陸さん、宮部みゆきさんなど、人気作家と画家が組んだ本気で怖い絵本のシリーズです。おばけが出てきて終わり、ではなく、読み終わったあとにじわじわ怖さが残るタイプ。わが家では息子と何冊も読んできました。
怖さの順番や、どれから読めばいいかは、こちらのランキング記事にまとめています。


『絵本 地獄』
監修:宮次男/風濤社/1980年
千葉県の延命寺に伝わる地獄絵巻をもとにした、45年以上読み継がれている絵本です。しつけに使われることも多い一冊ですが、怖い話が大好きな息子は、怖がるどころか「実際に地獄を見てみたい」と言いました。


レベル3の本は、怖がりの子に無理にすすめないこと、寝る直前は避けることをおすすめします。まず大人が読んでみて、わが子に合うか判断してください。
怖がりの子とおばけの本を読むときのコツ
- レベル1から順番に:怖さにいきなり飛びつかず、笑えるおばけ・タネ明かしの本から
- 「最後は安心」で終わる本を選ぶ:おばけずかんのように「だいじょうぶ」で終わる本なら、読後に引きずりにくい
- 怖い本は昼間に:寝る前に読むなら、レベル1の本で締める
まとめ:ハロウィンのおばけの本は「怖さ」で選ぶ
- 怖がりの子には『ベッドのしたになにがいる?』『おにゃけ』。幼児なら『ノンタンおばけむらめいろ』
- ちょっと怖いのに挑戦するならおばけずかんシリーズ。最後は必ず「だいじょうぶ」で、ひとり読みにも
- 本気で怖いのが好きな子には怪談えほんシリーズ・『絵本 地獄』



うちの子には、まず『ベッドのしたになにがいる?』から読んでみます。「気のせいかも」って気づいてくれたらいいな。



ぜひ。慣れてきたら、おばけずかんで「怖いけど、おもしろい」を味わってみてください。
おすすめのおばけの本があれば、ぜひXで教えてください。教えてもらった本は、借りて読んでまた紹介します。







