「読書感想文、何をどう書かせればいいの?」夏休みの宿題で毎年いちばん親を悩ませるのが、この読書感想文ではないでしょうか。原稿用紙を前に固まる子どもを見て、つい親が代わりに書きたくなる……そんな経験、ありませんか。
この記事は、絵本の読み聞かせを5年続け、実際に子どもと課題図書に取り組んできたパパが、「本選び → 書き方 → つまずき解決」までを1ページにまとめた読書感想文の総合ガイドです。低学年・中学年それぞれの書き方と、2026年課題図書の本ごとの例文記事へのリンクも用意しました。
読者ママ毎年この時期、感想文で親子ゲンカになっちゃうんです……。そもそも何から手をつければいいのか。



わかります、わが家も同じでした。でも感想文には「型」があって、順番通りにやれば低学年でも必ず書けます。この記事で、その全体像をお見せしますね。
読書感想文は「3ステップ」で考える
小学生の感想文が難しく感じるのは、「本選び・書き方・行き詰まり」をぜんぶ一度に考えようとするから。この3つを分けて、順番に片づければ大丈夫です。
- STEP1 本を選ぶ:ここで感想文の8割が決まります
- STEP2 型に沿って書く:5段落テンプレートに当てはめるだけ
- STEP3 つまずきを解決する:「書けない」の原因は3つしかありません
STEP1|本選びで感想文の8割が決まる
低学年の感想文でいちばん大事なのが本選びです。「30分で読める・自分と重ねられる・心が動く」本を選ぶと、感想が自然に出てきます。逆に図鑑や長編を選ぶと、読み終えるだけで力尽きてしまいます。



わが家は、本によって『スラスラ書けた/まったく書けなかった』がハッキリ分かれました。その違いを詳しくまとめたのがこちらです。


「候補が多すぎて選べない」なら、課題図書から選ぶのが近道です。プロが「感想を書きやすいか」で選んだ本なので、失敗が少なくなります。




STEP2|5段落テンプレートに沿って書く
本が決まったら、あとは次の5段落に当てはめるだけ。小学生の作文でも、この順番なら迷いません。あらすじは短く、「心に残った場面」と「自分の体験」に分量を寄せるのが最大のコツです。
| 段落 | 書くこと(分量の目安) |
|---|---|
| ①はじめ | 書き出し+この本を選んだ理由 [3〜4行] |
| ②あらすじ | 本の紹介(2文で短く!) [3〜4行] |
| ③心に残った場面 | 選んだ場面+そのとき自分がどう思ったか [多めに] |
| ④自分の体験・考え | 本と重なる自分の経験 [多めに] |
| ⑤まとめ | これからどうしたいか・学んだこと [3〜4行] |
書き出しに迷ったら「3つの型」
最初の1行が書ければ、あとは流れで進みます。書き出しはこの3パターンのどれかを選ぶだけでOKです。
① 自分の体験から入る:「ぼくにも、○○なことがあります。」
② 問いかけから入る:「もしあなたが○○だったら、どうしますか。」
③ 心が動いた場面から入る:「○○の場面が、いちばん心にのこりました。」



「ぼくにも〜」ではじめると、いちばんかきやすかったよ!
STEP3|「書けない」の原因は3つだけ
原稿用紙が埋まらないとき、原因はほぼこの3つです。
- あらすじが長くなりすぎる→ あらすじは2文で十分。残りは全部「自分の話」に
- 「おもしろかった」しか出てこない→「どの場面が?」「そのときどんな顔してた?」と場面を指定して聞く
- 分量が足りない→ 自分の体験を「いつ・どこで・何を・どう思ったか」の5点で書くと一気に埋まる



コツは「書かせる」前に「話させる」こと。子どもが話した言葉をメモして『これを写せばいいよ』と渡すと、『書けない』が『書き写すだけ』に変わります。
2026年 課題図書|本ごとの「書き方・例文」ガイド
読む本が決まっている方へ。本ごとに、あらすじ・書き出し例文3パターン・構成テンプレートをまとめた個別ガイドを用意しました。お子さんの本を選んでください。
小学校 低学年の部








小学校 中学年の部








まとめ:感想文は「型」があれば怖くない
- STEP1 本選び:30分で読める・自分と重ねられる本を。迷ったら課題図書
- STEP2 書き方:5段落テンプレート+書き出し3パターン
- STEP3 つまずき:「書かせる」前に「話させる」



全体像がわかったら、なんだかできそうな気がしてきました。まずは本選びから、子どもと一緒にやってみます!



感想文は、子どもが自分の気持ちと向き合う貴重な機会。うまく書くことより、親子で本について話す時間を楽しんでくださいね。
📚 読書が好きになると、感想文もラクになる
そもそも本を読むのが苦手なお子さんには、読書習慣づくりから始めるのが近道です。わが家で息子が読書にハマったきっかけはこちら。


