「クリスマスプレゼントに絵本ってどうなんだろう?」——贈ってガッカリされないか、心配になりますよね。
絵本の読み聞かせを5年続けているわが家ですが、実は息子へのクリスマスプレゼントに絵本を選んだことはありません。一方で、友人や親戚のお子さんへの贈り物には絵本を選んでいます。
この記事では、絵本が「当たる」ケースと「外す」ケースの違いを、実際に贈ってきた経験から正直にお伝えします。年齢別のおすすめも用意しました。
読者ママ絵本をプレゼントしたいけど、子どもってやっぱりおもちゃの方が嬉しいのかな…?



正直に言うと、自分の子と、人のお子さんとでは答えが逆になります。その理由をお話ししますね。
わが家が息子へのクリスマスに絵本を選ばなかった理由
まず正直なところから。息子へのクリスマスプレゼントに、絵本を選んだことはありません。理由は2つです。
- 本人がおもちゃを欲しがる。クリスマスは子どもが「これが欲しい」と強く願う日なので、その気持ちを優先したい
- 絵本には「これが欲しい」という希望が出てこない。おもちゃと違って、子ども自身がはっきりと欲しがるものではない
絵本好きの家庭でもこうです。クリスマスという「本人の願いを叶える日」に、親が読ませたい本を渡すのは少し違う——そう感じてきました。



クリスマスは自分がほしいものをお願いする日だからね!
それでも、人のお子さんには絵本を贈っています
ところが、友人の子・親戚の子・出産祝いとなると、話が逆になります。わが家が贈り物に絵本を選ぶのは、経験から確信している理由があるからです。
理由1:おもちゃは被るが、絵本はほとんど被らない
これが最大の理由です。人気のおもちゃは複数の人から同じものが届いてしまうことがよくあります。もらう側も気を遣いますし、贈った側も気まずい。
一方、絵本が被ったという経験はほとんどありません。世に出ている絵本の数が多く、選ぶ人の好みも分かれるためです。「何を贈るか」で迷ったとき、この差は決定的です。
贈り物として絵本が優秀な最大の理由は、「被らない」こと。もらう側にも贈る側にも気まずさが生まれません。
理由2:もらった絵本のほうが、よく読まれる
これは意外かもしれませんが、わが家で実際に起きたことです。息子は誕生日に、祖父母や知人から絵本をいただくことがありました。そして——
自分たちで買った絵本より、いただいた絵本のほうが「嫌でも読む」ことが多かったのです。
「◯◯さんがくれた本」という記憶がつくと、子どもはその本を特別扱いします。親が選んで買い与えた本より、むしろ手に取る回数が多い。贈り物としての絵本には、本そのもの以上の価値がつくということだと思います。



これは贈る側にとって、かなり嬉しい事実ですよね。「読んでもらえないかも」という心配は、実はあまり必要ないんです。
絵本が「当たる」ケースと「外す」ケース
ここまでをまとめると、判断基準はシンプルです。
| 状況 | 絵本は? | 理由 |
|---|---|---|
| 人のお子さんへの贈り物 | ◎ 当たりやすい | 被らない・特別扱いされてよく読まれる |
| 出産祝い | ◎ 最適 | まだ本人の希望がない時期。長く使える |
| 自分の子のクリスマス | △ 単独だと弱い | 本人の「欲しいもの」が別にあることが多い |
| 自分の子の誕生日・記念日 | ○ アリ | クリスマスほど「願い事」の色が強くない |
つまり「誰に贈るか」で答えが変わります。人のお子さんになら自信を持っておすすめできますし、自分の子へのクリスマスなら、おもちゃと組み合わせるのが現実的です。
贈る絵本の選び方|わが家の基準
季節や行事に合った絵本を選ぶ
わが家が贈り物を選ぶとき、いちばん重視しているのがこれです。クリスマスに贈るならクリスマスの絵本、誕生日なら誕生日をテーマにした絵本。
季節や行事に結びついた絵本は、毎年その時期に読み返してもらえます。1回読んで終わりではなく、その家庭の年中行事の一部になる。贈り物としてこれ以上のことはありません。
相手の家にありそうな定番は避ける
超定番の絵本は、すでに持っている可能性が高いです。せっかく被りにくいのが絵本の利点なので、少しだけ外した選択をするほうが喜ばれます。
迷ったら「対象年齢が少し上」を選ぶ
絵本は長く読まれます。今ちょうどの年齢より少し上を狙うと、読める期間が長くなり、成長を待つ楽しみも生まれます。
年齢別|贈って喜ばれる絵本の選び方
0〜2歳|出産祝い・はじめての贈り物に
この時期は本人の希望がないぶん、贈り物として絵本がもっとも力を発揮する年齢です。しかけ絵本など、触って楽しめるものが特に向いています。




3〜5歳|笑える・繰り返しが楽しい絵本
声に出して読むと盛り上がる絵本が喜ばれる年代です。読み聞かせをする大人も一緒に楽しめる作品を選ぶと、家族の時間そのものを贈ることになります。






小学生|自分で読める・笑える・集める楽しさ
自分で読めるようになると、シリーズものが強いです。1冊気に入れば次も欲しくなり、読書習慣そのものが育ちます。贈り物としてシリーズの1冊目を選ぶのは、とても良い判断です。










🎁「特別感」で選ぶなら、名前入りの絵本という選択肢
ここまで「絵本は被らないから贈り物に向いている」とお伝えしてきました。ただ、絵本には弱点もあります。被らない代わりに、特別感を出しにくいことです。書店で買える本である以上、「わざわざ選んでくれた感」が伝わりにくい場面はあります。
その弱点をまるごと解決するのが、名前入りの絵本です。物語の主人公がその子の名前になるので、文字どおり世界に一冊しかない本になります。
名入れ絵本が贈り物に強い3つの理由
- 絶対に被らない:名前が入る時点で、他の誰かの贈り物と重なりようがありません
- 「自分の本」になる:もらった絵本ほどよく読まれるとお伝えしましたが、自分が主人公なら、その効果はさらに強くなります
- 記念として残る:読まなくなった後も、その年のプレゼントとして手元に残り続けます



わが家が贈り物に絵本を選ぶ理由は「被らないから」でした。名入れ絵本はその利点を極限まで強めた形だと言えます。
どんなときに向いている?
価格は通常の絵本より上がるので、「ここぞ」という場面で選ぶのがおすすめです。出産祝い、初めてのクリスマス、記念すべき誕生日、遠方に住む孫への贈り物——「モノより記憶に残るものを贈りたい」というときに向いています。
逆に、気軽なプチギフトや、すでに何冊も贈っている相手には、通常の絵本のほうが自然かもしれません。
名入れ絵本のサービスはいくつかありますが、TOPPANグループが手がける『TinkerTale(ティンカーテイル)』は、スマホから名前やメッセージを入れて注文でき、仕上がりを事前にプレビューできます。どんな本になるか確認してから決められるので、贈り物として失敗しにくいのが安心な点です。
「絵本だけだと物足りない」ときの組み合わせ方
自分の子へのクリスマスなど、絵本1冊では寂しいと感じる場面もあります。わが家の考え方はこうです。
- おもちゃ+絵本:メインは本人の欲しいもの、絵本は「もう一つのお楽しみ」として添える
- 絵本+関連グッズ:絵本のキャラクターのぬいぐるみなど、世界観をつなげる
- 「体験」を贈る:1冊ではなく、毎月絵本が届く仕組みそのものを贈る
毎月届く「体験」を贈るという選択肢
最後の選択肢は、意外と知られていません。絵本のサブスクや定期購読には、ギフトとして贈れるプランがあります。
1冊を贈るとその場で終わりますが、毎月届く仕組みを贈ると「あの人からの贈り物」が何か月も続きます。しかもプロが選ぶので被る心配もありません。出産祝いや、少し特別な贈り物にしたいときに向いています。







わが家が贈り物に絵本を選び続けているのは、もらった絵本ほどよく読まれると知っているからです。1冊でも、毎月でも、その価値は変わりません。
まとめ|絵本は「贈り物」としてこそ強い
- 人のお子さんへ:絵本は最適。おもちゃと違って被らず、もらった本ほどよく読まれる
- 自分の子のクリスマスへ:本人の欲しいものを優先し、絵本は組み合わせで 添える
- 選び方:季節・行事に合わせる/定番は避ける/対象年齢は少し上を狙う
絵本選びそのものに迷ったら、年齢別・目的別の選び方ガイドもあわせてどうぞ。





「絵本でいいのかな」と迷っていましたが、贈る相手によって考え方を変えればいいんですね。今年は友人の子に絵本を贈ってみます!
